日本歴史地名大系 「麻布宮村町」の解説
麻布宮村町
あざぶみやむらちよう
麻布台地の頂部周辺にあり、片側町が分散している。麻布総鎮守氷川宮の所在地で宮村と称していたが、寛文二年(一六六二)社地が増上寺住職隠居屋敷に召上げられたため同社は現在地に移り、集落が所々に分れる形になっていても小名は変わらず宮村を称した。町域は
正徳三年(一七一三)町奉行支配になったが、鷹狩の場所として年貢など諸役を勤めている。御用地となって与えられた代地は
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報