出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…材料は古くは絹も用いられたが,一般に麻紙,穀紙が多く使われ,これを黄色,藍色などに染めることもおこなわれた。とくに黄麻紙がよく使われ,これに木軸をつけて巻子本(かんすぼん)にするのがふつうである。 仏教徒は経典を仏法僧の三宝の一つ〈法宝〉として仏に準ずる尊敬をはらい,写経の目的は父母,師僧,愛子の追善や皇帝にささげるため,また自己の解脱のためにする宗教行為であるから,その書写は謹厳にして誤脱のないように努めたのは当然である。…
※「黄麻紙」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...