黄蘗(読み)おうばく

  • きはだ
  • きわだ ‥はだ
  • きわだ〔はだ〕
  • 黄×蘗
  • 黄×蘗/黄▽膚
  • 黄蘗 (キハダ・オウバク)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ミカン科のキハダの内樹皮。鮮色できわめて苦く,僧侶陀羅尼を誦するとき口に含んで眠気をさましたという。腸管蠕動を抑制し,抗菌作用があるベルベリンを含む。奈良県吉野,大峰高野山で製造される健胃整腸剤「陀羅尼助」はこの黄蘗を主成分としセンブリなどを煮つめたものである。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

デジタル大辞泉の解説

ミカン科の落葉高木。樹皮は厚く、内部は黄色。葉は羽状複葉。雌雄異株。夏、黄緑色の小花を円錐状につける。樹皮を漢方で黄柏(おうばく)といい、苦味があり、健胃薬に用い、また黄色染料に利用。材はつやがあり、家具・細工物に使う。きわだ。おうばく。
黄蘗色(きはだいろ)」の

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ノーブレスオブリージュ

《「ノブレスオブリージュ」とも》身分の高い者はそれに応じて果たさねばならぬ社会的責任と義務があるという、欧米社会における基本的な道徳観。もとはフランスのことわざで「貴族たるもの、身分にふさわしい振る舞...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android