黒帯(読み)くろおび

精選版 日本国語大辞典 「黒帯」の意味・読み・例文・類語

くろ‐おび【黒帯】

〘名〙
① 黒い色の帯。
柔道などで、有段者が用いる黒地の帯。また、その帯を締めている者。
花祭(1962)〈安岡章太郎〉「黒帯をしめた白い稽古着がよく似合って」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「黒帯」の意味・読み・例文・類語

くろ‐おび【黒帯】

柔道・空手などで、有段者が締める黒色の帯。また、その帯を締めている者。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション 「黒帯」の解説

くろおび【黒帯】

石川日本酒。酒名は金沢を何度も訪れた英文学者・吉田健一命名。コクのある辛口の酒。ラインナップ燗酒に向く純米酒「燦々」のほか、山廃純米酒「堂々」、特別純米酒「悠々」、純米吟醸酒「飄々」。原料米は山田錦金紋錦。仕込み水は自家地下水。蔵元の「福光屋」は寛永2年(1625)創業。所在地は金沢市石引。

出典 講談社[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクションについて 情報

デジタル大辞泉プラス 「黒帯」の解説

黒帯

石川県、株式会社福光屋の製造する日本酒。熟成純米酒、山廃純米酒などがある。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

世界大百科事典(旧版)内の黒帯の言及

【柔道】より

…段級は帯の色で明示され,講道館では,四~五級と級未定者は白色,三~一級は茶褐色,少年組の三~一級は紫色,有段者は初段~五段は黒色,六~八段までは紅白のだんだら帯,九,十段は紅色の帯となっている。ただし,六段以上の者でも黒帯を用いることは認められている。全日本柔道連盟では講道館の段位をもってその段位としており,海外ではそれぞれの国で独自に段位を定めているところもあり,また講道館の段位を有している者もいる。…

※「黒帯」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

潮力発電

潮の干満の差の大きい所で、満潮時に蓄えた海水を干潮時に放流し、水力発電と同じ原理でタービンを回す発電方式。潮汐ちょうせき発電。...

潮力発電の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android