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黒谷紙 くろたにがみ

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世界大百科事典 第2版の解説

くろたにがみ【黒谷紙】

京都府綾部市黒谷町および八代町ですかれている楮紙(こうぞがみ)を中心とした,各種の手すき和紙をいう。丹波・丹後は古代において主要な製紙国であった。江戸時代にも,この地方にはいくつかの紙の産地があり,公用紙である奉書や杉原紙をすくもの,周囲の農村向けの障子紙や傘紙をすくものなどがあったが,黒谷紙は直接,都会の使用者と結びつく独自の道をとった。黒谷ははじめ山家藩に属していたが,のちに天領となった。代官の奨励で製紙が発展し,1859年(安政6)には京都の呉服の越後屋の世話で,京都の紙すき職人友三郎が技術指導にきている。

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