天狗舞(読み)てんぐまい

[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション 「天狗舞」の解説

てんぐまい【天狗舞】

石川日本酒。昔、蔵はうっそうとした森に囲まれ、夜には天狗が打ち鳴らす太鼓の音が聞こえたという。酒名はこの伝説由来。「有歓伯(ゆうかんぱく)」は特A地区山田錦を35%精米して仕込んだ大吟醸酒を数年間熟成させた最上級ブランド。ほかに吟醸酒純米酒本醸造酒など。全国新酒鑑評会で受賞実績多数。原料米は山田錦、五百万石など。仕込み水は白山山系の伏流水蔵元の「車多酒造」は文政6年(1823)創業。所在地は白山市坊丸町。

出典 講談社[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクションについて 情報

デジタル大辞泉プラス 「天狗舞」の解説

天狗舞(てんぐまい)

石川県、株式会社車多酒造の製造する日本酒。大吟醸酒「有歓伯(ゆうかんぱく)」、純米酒「柔」「旨醇(うまじゅん)」、本醸造酒[天(たか)]などがある。全国新酒鑑評会で金賞の受賞歴がある。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「天狗舞」の解説

天狗舞
(通称)
てんぐのまい

歌舞伎浄瑠璃外題
元の外題
高時天狗舞 など
初演
享保12.11(江戸中村座)

出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報

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