熱情(読み)ネツジョウ

デジタル大辞泉 「熱情」の意味・読み・例文・類語

ねつ‐じょう〔‐ジヤウ〕【熱情】

燃え上がるような激しい感情。また、熱心な気持ち。情熱。「研究熱情を注ぐ」
[補説]作品名別項。→熱情
[類語]情熱激情狂熱

ねつじょう【熱情】[曲名]

原題、〈ドイツAppassionataベートーベンのピアノソナタ第23番。ヘ短調。1804年から1805年にかけて作曲。第8番「悲愴」、第14番「月光」とともに、三大ピアノソナタとよばれる。アパショナータ

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精選版 日本国語大辞典 「熱情」の意味・読み・例文・類語

ねつ‐じょう‥ジャウ【熱情】

  1. [ 1 ] 燃え上がるような激しい感情。また、熱心な気持。情熱。
    1. [初出の実例]「大業を果さんと欲する憂憤熱情の為めに」(出典:経国美談(1883‐84)〈矢野龍渓〉前)
  2. [ 2 ] ( 原題[イタリア語] Sonata appassionata ) 器楽曲。ベートーベンの作品五七番、ヘ短調のピアノソナタの通称。一八〇五年完成。アパッショナータ。

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デジタル大辞泉プラス 「熱情」の解説

熱情

ドイツの作曲家L・v・ベートーヴェンのピアノソナタ第23番(1804-1805)。原題《Appassionata》。『アパショナータ』ともいう。中期ピアノソナタの傑作一つに数えられ、第8番『悲愴』、第14番『月光』と並び、三大ピアノソナタと呼ばれる。

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