狩野栄川(2)(読み)かのう えいせん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「狩野栄川(2)」の解説

狩野栄川(2) かのう-えいせん

1730-1790 江戸時代中期の画家
享保(きょうほう)15年11月11日生まれ。狩野栄川古信の長男狩野受川養子となるが,養父の早世により2歳で木挽町(こびきちょう)狩野家をつぐ。江戸城や御所障壁画,朝鮮贈呈屏風(びょうぶ)などの制作にたずさわる。法印。将軍徳川吉宗や家治の厚遇うけ,奥絵師のなかで木挽町狩野家の地位を最上位に押しあげた。寛政2年8月16日死去。61歳。名は典信(みちのぶ)。別号に白玉斎。

狩野栄川(1) かのう-えいせん

1696-1731 江戸時代中期の画家。
元禄(げんろく)9年8月16日生まれ。狩野周信(ちかのぶ)の長男。享保(きょうほう)13年父の跡をうけ,木挽町(こびきちょう)狩野家をつぐ。法眼(ほうげん)。享保16年1月9日死去。36歳。名は古信。通称は庄三郎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「狩野栄川(2)」の解説

狩野栄川 (かのうえいせん)

生年月日:1696年8月16日
江戸時代中期の画家
1731年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android