鳴見五郎四郎(初代)(読み)なるみ ごろしろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「鳴見五郎四郎(初代)」の解説

鳴見五郎四郎(初代) なるみ-ごろしろう

?-1758 江戸時代中期の歌舞伎役者
初代中村七三郎,のち初代富沢半三郎の門人となり,鳴見五郎四郎を名のる。享保(きょうほう)元年立役(たちやく)として中村座舞台にたつ。のち敵役(かたきやく)となり,5年江戸敵役の首位をしめた。晩年は中村座の頭取をつとめた。宝暦8年11月18日死去。前名は2代中村五郎四郎。俳名八丁

鳴見五郎四郎(2代) なるみ-ごろしろう

?-? 江戸時代中期の歌舞伎役者。
2代中村七三郎の門弟。安永8年(1779)2代五郎四郎を襲名。敵役(かたきやく)をつとめたが,寛政の中ごろには名前がみうしなわれた。初名は中村七太郎。前名は中村友十郎。俳名は小太,八丁。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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