1000BASET(読み)センベースティー

デジタル大辞泉 「1000BASET」の意味・読み・例文・類語

せん‐ベース‐ティー(1000BASE-T)

最大通信速度が1Gbpsギガビットイーサネットで使われるLAN伝送路の規格の一。非シールドツイストペアケーブルを用いる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

パソコンで困ったときに開く本 「1000BASET」の解説

1000BASE‐T

現在標準的なLAN用の有線接続規格の名称です。複数のパソコンの接続や、ブロードバンドを使ったインターネット接続に使用します。この規格では通信速度が最大で1000Mbps(1Gbps)になるため、「ギガビット・イーサ」とも呼ばれます。もっとも、パソコン全体の性能などの影響で、実際の通信速度はやや落ちます。
これまでの接続規格の100BASE‐TXや10BASE‐Tとしても利用することができ、端子も兼用です。接続するパソコンや通信機器が1000BASE‐Tに対応せず遅い場合は、遅いほうが優先されます。
同等の速度で規格の異なる1000BASE‐TXという規格もあります。
⇨10BASE‐T、100BASE‐TX、
bps、CATV、LAN、
イーサネット、ギガビット・イーサ

出典 (株)朝日新聞出版発行「パソコンで困ったときに開く本パソコンで困ったときに開く本について 情報

ASCII.jpデジタル用語辞典 「1000BASET」の解説

1000BASE-T

IEEE802.3abで標準化されているEthernet規格の1つ。通信速度は1000Mbps(1Gbps)であり、最近では対応のネットワーク機器も増えてきた。1000BASE-Tでは4対の心線を使う、カテゴリ5以上のUTPケーブルが用いられる。クロック周波数は100BASE-TXと同じ125MHzだが、クロックあたり2ビットを送れるように工夫されており、250Mbps×4対で1Gbpsを実現する。また、上りと下りの信号は同じ心線で同時に送れる。これには受信側で送信信号の干渉を取り除く「エコーキャンセラ」という技術が用いられている。

1000Base-T

IEEE802.3abで標準化されているEthernet規格のひとつ。通信速度は1000Mbps(1Gbps)で、ギガビットEthernetともいう。機器の接続には、カテゴリー5以上のシールドが施されていないツイストペアケーブルが用いられる。対応するネットワーク機器の多様化・低価格化により、最近では広い用途で普及が進んでいる。

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