蓮華躑躅(読み)レンゲツツジ

デジタル大辞泉 「蓮華躑躅」の意味・読み・例文・類語

れんげ‐つつじ【×蓮華躑躅】

ツツジ科の落葉低木。高原に群生。葉は倒披針形。4、5月ごろ葉とともに、朱色漏斗状の花が咲く。花びらは先が五つに裂ける。花がかば色や黄色のものもあり、庭木にする。 春》
[類語]躑躅三つ葉躑躅黒船躑躅山躑躅久留米躑躅・玄海躑躅

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精選版 日本国語大辞典 「蓮華躑躅」の意味・読み・例文・類語

れんげ‐つつじ【蓮華躑躅】

  1. 〘 名詞 〙 ツツジ科の落葉低木。北海道南西部、本州四国、九州の山地に生え、庭木としても栽植される。高さ一~三メートル、枝は車輪状に二~六分枝する。葉は互生し柄をもち倒披針形で縁は波状、長さ五~一〇センチメートル。初夏、花冠の五中裂した径五~六センチメートルの漏斗状鐘形花が枝の先の花芽から出る短い総状花序に二~八個つく。花は朱紅、紅黄、または黄色。雄ずいは五本。子房には毛が密生する。漢名の羊躑躅は、正しくは中国産の別種の名。おにつつじ。いぬつつじ。うまつつじ。《 季語・春 》 〔俳諧・毛吹草(1638)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「蓮華躑躅」の解説

蓮華躑躅 (レンゲツツジ)

学名Rhododendron japonicum
植物。ツツジ科の落葉低木,園芸植物,薬用植物

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