ATS(読み)エーティーエス

デジタル大辞泉 「ATS」の意味・読み・例文・類語

エー‐ティー‐エス【ATS】[applicant tracking system]

applicant tracking system》⇒採用管理システム

エー‐ティー‐エス【ATS】[automatic train stop]

automatic train stop停止信号手前で自動的に停車させる、列車の運転制御装置の一。自動列車停止装置

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精選版 日本国語大辞典 「ATS」の意味・読み・例文・類語

エー‐ティー‐エス【ATS】

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] automatic train stop の略 ) 自動列車停止装置。停止または警戒の信号を現示する信号機に列車が近づくと、運転室内のベルまたは、ブザーが鳴り、運転士がそれを確認しないとき、非常ブレーキを働かせて列車を自動的に停止させる装置。

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改訂新版 世界大百科事典 「ATS」の意味・わかりやすい解説

ATS (エーティーエス)

automatic train stop deviceの略。自動列車停止装置と訳されている。列車が停止信号の手前に接近した場合,一般に運転士に警報を発し,所定の運転操作がなされなかったときには列車を自動的に停止させる装置。
鉄道
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日本の企業がわかる事典2014-2015 「ATS」の解説

ATS

正式社名「株式会社ATS」。英文社名「ATS Co., Ltd.」。情報・通信業。昭和37年(1962)「都築通信建設株式会社」設立。同61年(1986)「都築通信技術株式会社」に改称。平成17年(2005)「株式会社TTG」に改称。同18年(2006)持株会社化にともない、「株式会社TTGホールディングス」に改称。同20年(2008)現在の社名に変更。本社は東京都品川区西五反田。情報システム事業と電気通信設備工事受託が主柱。JASDAQ旧上場。平成19年(2007)上場廃止。同21年(2009)「株式会社TTG北海道」に吸収合併

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百科事典マイペディア 「ATS」の意味・わかりやすい解説

ATS【エーティーエス】

automatic train stop deviceの略。自動列車停止装置。信号機が停止または警戒を現示するとき,その手前にある地上装置上を列車が通過すると,車上装置の赤色灯が点灯しブザーが鳴る。所定時間内に制動操作をしないと自動的に非常ブレーキがかかる。運転士の信号誤認による事故防止を目的とし,JRの全線区,全動力車に設置,私鉄でも設置。なお,この装置の機能をさらに拡大したものがATCである。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ATS」の意味・わかりやすい解説

ATS
エーティーエス

自動列車停止装置。 automatic train stopの略。列車が停止信号を越えて走行しようとしたとき,追突事故を防ぐため自動的にブレーキがかかり列車を停止させる装置。 1962年の三河島事故を機に,全国的に整備された。さらに安全性を高めたものがATC (自動列車制御装置) 。

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世界大百科事典(旧版)内のATSの言及

【気象衛星】より

…このほかに中高度気象衛星として軍用気象衛星DMSP(defence meteorological satellite programの略)もある。 静止気象衛星は,ATS(application technology systemの略)1号(1966)と3号(1967)で実験が行われ,実用静止気象衛星計画SMS/GOES(ゴーズ)計画に発展した。SMS(synchronous meteorological satelliteの略)は1974年に1号が打ち上げられ,2号まではSMS/GOES(geostationary operational environmental satellite,略してGOES)と呼ばれていたが,3番目の衛星(1975)をGOES1号とし,以後連続番号をつけている。…

【鉄道】より


【運転保安設備】
 列車を安全,正確に運転するためには,軌道や電車線などの構造物や車両のほかに,とくに安全を確保するための運転保安設備が必要となる。この運転保安設備には,列車の運転間隔を確保するための閉塞装置・信号装置,停車場における進路を確保するための連動装置,また災害などの場合の運転線路の異常を検知し列車を防護するための各種警報装置などがあり,さらには,信号装置などの地上設備と列車とを有機的に結びつけ列車運転の安全を図るATS,ATC,ATOなどがある。これらに加えて,近代化設備としてのCTC,さらにはARC,PRCなどがあり,これらも広い意味で保安設備の範疇に入れられている。…

※「ATS」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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