CMOSイメージセンサー(読み)シーモスイメージセンサー(英語表記)CMOS image sensor

デジタル大辞泉 の解説

シーモス‐イメージセンサー【CMOSイメージセンサー】

CMOS image sensorCMOSを用いた撮像素子デジタルカメラなどに利用される。CCDに比べて消費電力が小さい。CMOSセンサー

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

共同通信ニュース用語解説 の解説

CMOSイメージセンサー

光を電気信号に変換する半導体で、スマートフォンやデジタルカメラなどに使われる重要部品の一つ。「積層型」と呼ばれるものは、光を取り込む部分の下に、信号を処理する回路を貼り合わせた構造で、高画質で感度も高められるのが特徴だ。CMOSイメージセンサーソニーの世界シェアは金額ベースで約4割を占め、首位

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) の解説

CMOSイメージセンサー
しーもすいめーじせんさー
CMOS image sensor

半導体の構造の一つであるCMOS(complementary metal oxide semiconductor)を使った、光入力を電気信号に変換する装置(イメージセンサー、撮像素子)のこと。デジタルカメラやスマートフォンなどに搭載されている。長所としては、小型化が可能、低電圧で動作する、電源回路が簡単、低消費電力であるなど、短所としては、照度が低いとき動作が不安定になりやすくノイズが増える、高速で動く被写体を撮影したとき像がひずむことがある、などがあげられる。

[編集部 2022年5月20日]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

IT用語がわかる辞典 の解説

シーモスイメージセンサー【CMOSイメージセンサー】

CMOSを利用したイメージセンサー。デジタルカメラやビデオカメラなどに搭載される。CCDイメージセンサーに比べ消費電力が少ない。◇略して「CMOSセンサー」「CMOS」ともいう。

出典 講談社IT用語がわかる辞典について 情報

知恵蔵 の解説

CMOSイメージセンサー

CMOS(相補型金属酸化膜半導体)を使った固定撮像素子。従来、イメージセンサーといえばCCD(電荷結合素子)だった。これに代わり近年、CMOSイメージセンサーへの期待が高まっている。複数の電源が必要なCCDイメージセンサーに対して、CMOSイメージセンサーは1つの電源で済み、消費電力が約1桁小さいのが特徴。また、他のLSIと共通な汎用CMOSプロセスで製造できるため、安価で高機能なイメージセンサーが実現可能。携帯電話の画像入力部品として使われている。

(荒川泰彦 東京大学教授 / 桜井貴康 東京大学教授 / 2007年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

ASCII.jpデジタル用語辞典 の解説

CMOSイメージセンサー

「CMOS (デジカメ)」のページをご覧ください。

出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android