コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

DNAワクチン でぃーえぬえーわくちん/DNAわくちん DNA vaccine

2件 の用語解説(DNAワクチンの意味・用語解説を検索)

知恵蔵2015の解説

DNAワクチン

シトシンとグアニンが並んだ塩基配列(CpG配列)を持ったDNAには、免疫刺激効果がある。これを利用し、CpG配列にワクチン抗原を結合したものがDNAワクチン。このワクチンを生体に接種すると、ワクチン抗原だけを接種するよりも強い免疫が得られる。さらに、CpG配列に抗原を結合するのではなく、ワクチン抗原の遺伝子を結合したDNAワクチンも開発されている。この場合、DNAワクチンを接種することにより、ワクチン抗原遺伝子からワクチン抗原分子が細胞内で作られ、効率よく免疫が獲得できる。未来のワクチンとして期待されている。

(今西二郎 京都府立医科大学大学院教授 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

DNAワクチン【ディーエヌエーワクチン】

ワクチンとは一般に,ある病原体への免疫力をつけるために人体に投与するもので,すでに存在する病原体やその一部などを用いる。DNAワクチンとは病原体を構成する成分の設計図であるDNAをワクチンにしたものをいい,これを筋肉内に投与すると,DNAの指示にしたがって病原体の一部であるタンパク質を合成し,そのタンパク質に対する免疫ができる。
→関連項目レトロウイルス

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

DNAワクチンの関連キーワードアンチコドン遺伝コードグアニル酸グアニングアノシン相補性塩基配列オープンリーディングフレーム相補的RNAシャルガフの法則

今日のキーワード

アレルギー

語源はギリシャ語。「変わった(変えられた)働き」です。関係しているのは、人間の免疫システム。免疫は本来、人の体を守る仕組みですが、ときに過剰反応し、不快な症状を引き起こすことがあります。それがアレルギ...

続きを読む

コトバンク for iPhone

DNAワクチンの関連情報