デジタル大辞泉 「ISLM分析」の意味・読み・例文・類語 アイエス‐エルエム‐ぶんせき【IS-LM分析】 財市場と貨幣市場が同時に均衡する利子率と国民所得の組み合わせを求める、マクロ経済学の分析手法。財政政策や金融政策の効果を分析することができる。ケインズの理論をもとにヒックスが考案したもので、縦軸に利子率、横軸に国民所得をとり、IS曲線とLM曲線の交点を求める。IS曲線は、商品やサービスを取引する市場において有効需要と供給が一致する「財市場の均衡」を表す右下がりの曲線。LM曲線は、実質貨幣の需要と供給が一致する、あるいは貯蓄と投資が等しくなる「貨幣市場の均衡」を表す右下がりの曲線である。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
改訂新版 世界大百科事典 「ISLM分析」の意味・わかりやすい解説 IS・LM分析 (アイエスエルエムぶんせき) →マクロ経済学 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報