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MLRS エムエルアールエスMultiple Launch Rocket System

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

MLRS
エムエルアールエス
Multiple Launch Rocket System

多連装ロケット・システム。ヨーロッパにおける NATO軍とワルシャワ条約機構軍の戦力格差が増大したことへの対処として開発された。 1974年に全般支援ロケット・システム (GSRS) 計画として始り,81年 MLRSと名称が改められた。機動性の高い装軌車両に,直径 227mm,最大射程 32kmの M26ロケット弾を,6発1組でロケット・ポッド・コンテナに格納したものを2個搭載している。また,MFOM (MLRSファミリー弾薬) と総称されるさまざまな弾薬類の運用も可能である。

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デジタル大辞泉の解説

エム‐エル‐アール‐エス【MLRS】[multiple launch rocket system]

multiple launch rocket system》多連装ロケットシステム。12発のロケット弾を連射し約30キロメートル先まで正確に誘導し、戦車などの目標を撃破できる自走式ロケット兵器。

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百科事典マイペディアの解説

MLRS【エムエルアールエス】

Multiple Launch Rocket Systemの略。米国,英国,旧西ドイツ,フランス,イタリアが共同で開発した自走式多連装ロケット発射システム。キャタピラ駆動の車両上に,6発1組のロケットポッドを2基,計12発のロケット弾を装備する。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

MLRS
えむえるあーるえす
multiple launch rocket system

多連装ロケットシステム。アメリカの陸軍とLTV社が開発したハイテク兵器で、12発のロケット弾を連射、約30キロメートル先まで精密誘導し、戦車などの目標を撃破する能力をもつ。日本の陸上自衛隊が中期防衛力整備計画(中期防)の目玉として2個隊36両の導入を決め、1993年度(平成5)予算から配備を始めた。アメリカやNATO諸国ではすでに配備しており、防衛庁(現防衛省)も日本企業のライセンス生産で導入したい考えだったが、アメリカ国防総省側は議会などに気がねし、完成品の輸入を求め、日本も応じざるをえなかった。[編集部]

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