コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

PA++++ ぴーえーふぉーぷらす PA++++

2件 の用語解説(PA++++の意味・用語解説を検索)

知恵蔵miniの解説

PA++++

PAとは、日焼け止め関連商品においてUVA(紫外線A波)の防御効果を「+」の数で示すもの。従来販売している最高レベルが「PA+++」であり、PA++++はそれを超える新基準。日本化粧品工業連合会が日やけ止め効果基準の改定に伴って新設するもので、2013年1月の出荷分から適用される。UVAは地上に届く紫外線の約95%を占め、日焼けだけでなく、シワやたるみなど肌の老化の原因になる紫外線である。より防御効果が高い製品への需要が高まっていたことから、化粧品各社は来年より新基準による商品の投入を予定している。

(2012-12-3)

出典|(株)朝日新聞出版発行
(C)Asahi Shimbun Pubications Inc
本事典の解説の内容はそれぞれの執筆時点のものです。常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

PA++++
ぴーえーふぉーぷらす

日焼け止めの紫外線(UV:ultraviolet rays)防止効果を表すPAにおいて、「最高」に分類されることを示す表示。PAとは、日焼け止め化粧品を皮膚に使用した場合に、紫外線A波(UVA波)による皮膚の黒化をどこまで防止できるか、その防御効果を表す指標であり、Protection Grade of UVA(UVA防御指数)の略。日本化粧品工業連合会では、このUVA波に対する日焼け止め化粧品の防御効果をPA+~PA+++の3段階で表していたが、2013年(平成25)に新たにPA++++を加え4段階で表記するように改めた。PAの段階表記はPFA(Protection Factor of UVA)の値に基づいており、「+」の数が多いほどUVA波防御効果が高い。PFAとは、1平方センチメートル当り2ミリグラムの試料(化粧品)を塗った皮膚が持続型即時黒化を起こす最低の紫外線量(最小持続型即時黒化量、MPPD:Minimal Persistent Pigment darkening Dose)を、試料を塗らない皮膚が持続型即時黒化を起こす最低の紫外線量で除した値で、UVAPF(UVA Protection Factor of a product)とも表記される。PA+は「UVA防御効果がある(PFA2以上4未満)」、PA++は「UVA防御効果がかなりある(PFA4以上8未満)」、PA+++は「UVA防御効果が非常にある(PFA8以上16未満)」とされ、「UVA防御効果がきわめて高い(PFA16以上)」とされるのがPA++++である。太陽光の中に含まれる紫外線のうち、地表に到達し人体に影響を及ぼすものは紫外線A波(UVA波)と紫外線B波(UVB波)で、うち約90%はUVB波より波長が長く地表に到達しやすいUVA波である。紫外線は波長が短いものほど人体への影響が強いため、日焼けの主因は波長が短く強いエネルギーをもつUVB波だと考えられ、UVB波による日焼けで皮膚に赤い斑点が現れるまでの時間を延長させる日焼け止め化粧品の防御効果をSPF値Sun Protection Factor、紫外線防御指数)を用いて算出してきた。しかし近年の研究で、波長が長く肌の深部にまで到達するUVA波も、長い時間のうちに肌に影響を及ぼし老化や皮膚の黒化をもたらすことがわかり、このUVA波にきわめて高い防御効果を示すPA++++の化粧品が次々と開発されている。さらに、UVA波とUVB波の両方に防御効果のある化粧品も数多く製品化されている。[編集部]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

PA++++の関連キーワードPASPFサンタンオイル日焼け・陽焼け日焼け止め山焼けSPF値焼け止まる

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone

PA++++の関連情報