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RAID レイド

6件 の用語解説(RAIDの意味・用語解説を検索)

ASCII.jpデジタル用語辞典の解説

RAID

ハードディスクを複数台用いてアクセスを分散させ、高速、大容量で信頼性の高いディスクシステムを実現する技術。機能の違いによってRAID0~5のレベル分かれるが、信頼性を高めるには「RAID1(ミラーリング)」か「RAID5(分散データガーディング)」と呼ばれる仕組みを使う。RAID1は、2台のハードディスクに対して同じデータを書き込むミラーリングという方法。2台のハードディスクが常に同一の状態になるため、どちらか一方が故障しても書き込まれたデータは守られる。ただし、2台のディスクでも1台分の容量しか使えない。RAID5では、データを冗長化するための「パリティー」と呼ばれる概念が使われる。パリティーとは、障害が発生したドライブのデータを復元する際に必要なデータのこと。RAID5では、書き込むデータからパリティーを生成し、パリティーとデータを分散して同時に書き込む。3台以上のドライブで構成され、総容量はn-1台分(3台なら2台分、4台なら3台分)となる。

出典|ASCII.jpデジタル用語辞典
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知恵蔵2015の解説

RAID

複数のハードディスクを連携して利用する技術。ソフトウエアを利用するものと、専用インターフェースなどのハードウエアを利用するものとがあり、パソコンでも利用できる。「低価格ディスクの冗長配列」の直訳通り、信頼性のあまり高くないハードディスクを複数台利用し、1つのデータを2台以上のディスクに記録することで冗長化し、データが破壊されても回復できるようにするのが基本的な考え方。RAID0〜6まで7種類の方式があり、数字が大きいほど確実にデータを回復できる。多く利用されるのは、0、1、4〜6。

(斎藤幾郎 ライター / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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パソコンで困ったときに開く本の解説

RAID

複数のハードディスクを、1台のようにまとめて扱う技術です。ソフトウエアで実現するもの、専用の周辺機器で実現するものなどがあります。例えば、250GBのハードディスクが2台ある場合、RAIDを使うと、これらをまとめて500GBのドライブとして使う、2台に同じデータを記録して、片方が壊れたらもう1台でカバーするなどの使い方ができます。

出典|(株)朝日新聞出版発行「パソコンで困ったときに開く本
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デジタル大辞泉の解説

レイド【RAID】[redundant array of inexpensive disks]

redundant array of inexpensive disks》複数台のハードディスク並列接続し、全体を一つのディスク装置として制御する技術。データの読み書きの高速化と、障害に対する耐久性の向上を図っている。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
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IT用語がわかる辞典の解説

レイド【RAID】

複数のハードディスクを組み合わせて、全体を1台のハードディスクとして管理運用する技術。高速化、大容量化、および信頼性を高めることを目的とする。◇「redundant arrays of inexpensive disks」から。

出典|講談社
(C)Kodansha 2011.
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

RAID
れいど

複数台のハードディスクを並列に接続し、大容量ハードディスク1台のように利用する技術。Redundant Arrays of Inexpensive(Independent)Disksの略。データの読み出しや書き込みが分散して行われるため、高速化と耐障害性を高めることができる。RAIDは2種類に大別され、複数のハードディスクをOS内では1台に見せかけて扱うソフトウェアRAIDと、RAID専用の独立した制御装置にハードディスクを複数台接続し、その装置を1台のハードディスクとして見なすハードウェアRAIDがある。
 さらに、RAIDには複数のハードディスクへデータを割り振る方法やシステムの構成、技術の組合せ方などによっていくつかのレベルがある。おもに使用されているものは以下の六つである。(1)RAID0 複数台のハードディスクにデータを均等に分散し、同時記録を行う方法で、読み出しや書き込みを高速に行うことができる。この方法をストライピングstripingともよぶ。大容量化も実現しているが耐障害性はない。(2)RAID1 同じデータを複数台のハードディスクへ同時に記録する方法で、1台が故障しても他のディスクでデータの読み書きができる。ミラーリングmirroringともいう。耐障害性を高めるもので、大容量化、高速化は考慮されない。(3)RAID1+0 RAID1の安全性を重視したデータの二重記録と、RAID0の高速化を組み合わせた方法である。最低でも4台のハードディスクが必要。(4)RAID5 複数台のハードディスクに記録されるデータとともに、記録したデータの信頼性を高めるため、パリティデータ(誤り訂正符号)というコードを付加して書き込む方法。パリティデータは複数のハードディスクに分散して配置され、本来のデータが読み出される際に誤りがあれば訂正される。最低でも3台のハードディスクが必要。(5)RAID5+0 RAID5で使用する複数台のハードディスクのグループを並列に複数設置することで、RAID5の信頼性とRAID0のデータを分散した高速処理を同時に実現する方法。必要なハードディスクは6台以上。(6)RAID6 RAID5でハードディスクが2台同時に故障した場合に復旧できなくなる弱点を克服した方法である。同じパリティデータを二つ生成し、それぞれを異なるハードディスクに分散させることによって、いっそう耐障害性を高めている。4台以上のハードディスクを要する。[編集部]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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世界大百科事典内のRAIDの言及

【記憶装置】より

… ハードディスクは磁気記憶媒体のなかでは最も高速だが,図2からわかるように半導体メモリーとのあいだにはアクセス時間に大きな差があり,さらにその差が拡大しようとしている。この差を埋めるため,あるいは信頼性を高めるために,複数のディスクに情報を分散して記憶するRAIDが使われているが,今後さらに普及するだろう。また,CPUの急速な高速化に比べると,ハードディスクだけでなくDRAMのアクセス時間もそれほどは短縮していない。…

【コンピューターアーキテクチャー】より

…汎用並列コンピューターはこれまでCRAY-1に代表されるパイプライン型のベクトルコンピューターが用いられてきたが,高性能なマイクロプロセッサーが安価に供給されるようになってきたので,これらを多数(大規模なシステムで数千個)相互結合網でつなぐマルチプロセッサー,さらにはLANが非常に高速(100Mbps以上)になってきたので,LAN上の多数のPCやWSを利用したネットワークコンピューターなどが利用できる。専用並列コンピューターは,画像処理(画像圧縮など),グラフィックス処理,信号処理,CAD,データベース(ソーティングやRAIDなど),人工知能(ニューロコンピューター,推論コンピューターなど)などで利用できる。応用向きの特殊な回路で高速化,省電力化できるので,グラフィックスなど大量の利用が見込める応用では,WSやPCにもアクセラレーターとして組み込まれている。…

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