SSD(読み)エスエスディー

デジタル大辞泉 「SSD」の意味・読み・例文・類語

エス‐エス‐ディー【SSD】[solid state drive]

solid-state drivesolid state diskコンピューター記憶装置のうち、フラッシュメモリーを用いたもの。半導体ディスク一種ハードディスクなどの磁気ディスク記憶装置DVDなどの光ディスクに比べて、機械的に動作する部分が無いため、高速でデータの読み書きが可能で、消費電力が少なく、耐衝撃性に優れる。ソリッドステートディスク。ソリッドステートドライブ。フラッシュディスク。フラッシュメモリードライブ。フラッシュドライブフラッシュストレージフラッシュSSD

エス‐エス‐ディー【SSD】[Special Session on Disarmament of the United Nations General Assembly]

Special Session on Disarmament of the United Nations General Assembly国連軍縮特別総会非同盟諸国要求軍縮問題を討議するため、1978年に開催された国際連合の特別総会。1982年に第2回、1988年に第3回が開催された。
[補説]第3回総会での日本提案により、1989年から毎年2回(うち1回は日本)、UNDC国連軍縮委員会)が開かれている。

エス‐エス‐ディー【SSD】[super schottky diode]

super Schottky diode超伝導体半導体を組み合わせたダイオードの一種。超高周波電波の検出器として用いられる。

エス‐エス‐ディー【SSD】[solid state detector]

solid state detector》⇒半導体検出器

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「SSD」の意味・わかりやすい解説

SSD
えすえすでぃー

記憶媒体にフラッシュメモリーを利用して、ハードディスクドライブ(HDD)と同様の使い方ができる記憶装置。ソリッドステートドライブsolid state driveの略。USBメモリーと同じように、内蔵するメモリーチップにデータの読み書きをする。ドライブとあるが、HDDのように物理的な駆動装置がないので、ディスク上から読み取るまでの待ち時間(シークタイム)がなく、高速の読み書きができる。起動が速いのも大きな利点である。SSDはモーターによる回転が必要なく低電力消費であり、ディスクに比べて衝撃にも強い。多くの製品が2.5インチのHDDと同サイズなので、ノートパソコンなどで多く利用されている。また、パフォーマンス向上のために、パソコン内のHDDをSSDに交換することもよく行われる。

[編集部]

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IT用語がわかる辞典 「SSD」の解説

エスエスディー【SSD】

コンピューターで使われる記憶装置のひとつ。記憶媒体としてフラッシュメモリーを用いる。ハードディスクに比べてデータの読み書きが速いほか、低消費電力、耐衝撃性に優れる。◇「solid state drive」の頭文字から。「シリコンディスク」「シリコンドライブ」「半導体ディスク」「半導体ドライブ」「フラッシュSSD」「フラッシュディスク」「フラッシュドライブ」「フラッシュメモリーディスク」「フラッシュメモリードライブ」ともいう。

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世界大百科事典(旧版)内のSSDの言及

【X線】より

… ふつうのX線強度の定量的測定には,シンチレーションカウンターや比例計数管,半導体検出器(solid‐state detector。略称SSD)がよく使われる。前2者は入射したX線の光子としてのエネルギーの大きさをある程度出力パルスの高さに反映するが,その高さは相当変動する。…

※「SSD」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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