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VLAN ぶいらん

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ASCII.jpデジタル用語辞典の解説

VLAN

Virtual LANの略。ネットワークの物理的な接続形態を変えずに、スイッチポートに流すフレーム取捨選択することで論理的にセグメントを分割する手法。VLANでもっとも基本的なのは「ポートVLAN」と呼ばれるもので、単純にスイッチ上のポートをグループ分け(VLAN化)して、そのグループ内だけで通信できるようにする技術だ。ただし複数のスイッチをまたぐと、VLANで作成したグループの情報を共有できない。そこで、EthernetフレームにどのVLANに属するフレームかを識別する「タグ」を付加する「タグVLAN(IEEE802.1Q)」が考えられた。タグVLANでは、フレームを受け取ったポートが属するVLANの番号(VID)をタグに書き込んでフレームにつけ、スイッチ間でタグ付きフレーム(Ethernetタグフレーム)を交換する。そして、スイッチ上でタグを外して適切なポートへ振り分けることで、複数のスイッチをまたいだVLANのグループ分けを構成できるという仕組みになっている。

出典|ASCII.jpデジタル用語辞典
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IT用語がわかる辞典の解説

ブイラン【VLAN】

LANにおいて、各コンピューター間に、物理的な接続ではなく、仮想的なネットワークを設定すること。LANスイッチの機能を使い、IPアドレスMAC(マック)アドレスプロトコルなどによって、ひとつのLANを複数のグループに分割することなどができる。セキュリティー対策のひとつとして用いられることが多い。たとえば、企業において、部門別あるいは立場別にLANを分割し、アクセスを制限するなど。◇「仮想LAN」「バーチャルLAN」ともいう。「V」は「バーチャル(virtual)」の頭文字

出典|講談社
(C)Kodansha 2011.
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

VLAN
ぶいらん

ネットワークの管理方法の一つで、LANに接続された機器の実際の配置やケーブル接続の状態に関係なく、任意のコンピュータ情報機器で仮想的なグループを構成し、そのグループ内だけで相互通信ができるようにする手法。バーチャルローカルエリアネットワークvirtual local area networkの略で、仮想LAN、バーチャルランvirtual LANともいう。たとえば、同じフロアにある二つの部署が一つのネットワーク装置にコンピュータを接続しつつも、部署間のアクセスは制限したい、という場合に利用できる。このときはVLANのLANスイッチ機器の機能を使い、一つのネットワーク装置のなかに部署ごとに分けた別々のLANがあるかのような仮想的な構成を設定すれば、相互のLAN内のコンピュータとは通信ができなくできる。VLANはおもにルーターやハブなどのネットワーク装置の拡張機能であり、LANに接続されたコンピュータや情報機器ごとに割り当てられたMACアドレスイーサネットカードに固有のID番号)やIPアドレスなどを利用し、通信可能なグループを分けて構成する仕組みになっている。ネットワークの混雑を緩和したり、帯域幅を有効に活用するために用いられるほかに、重要な情報を含むデータの流れを分離してセキュリティを高めたり、障害が発生した機器や回線を隔離して、ネットワーク全体への波及を防ぐ場合などにも使われる。[編集部]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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