20世紀西洋人名事典 「G.ポーヤ」の解説
G. ポーヤ
Polya George
1887 - 1985
ハンガリーの数学者。
元・スイス連邦工科大学正教授,元・スタンフォード大学教授,スタンフォード大学名誉教授。
ブダペスト生まれ。
別名Gyögy Pólya。
エトヴェシュ・ローランド大学で学び、1912年ブダペスト大学で学位を取得。’14年スイス連邦工科大学で教鞭を執り、’20年ポーヤの定理を発見。’24年には解析関数、’27年代数関数について著書を発表。’28年同大正教授、’38年数学科学科長を歴任。’40年アメリカに渡り、ブラウン大学客員教授等を経て、’46年スタンフォード大学数学教授、’53年同大名誉教授となる。中心的研究分野は確率論で、マルコフの確率の極限に関する諸結果の拡張を試みる。退官後は米国科学アカデミーなどの組織の一員として活躍。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報