20世紀西洋人名事典 「J.シャイナー」の解説
J. シャイナー
Julius Scheiner
1858 - 1913
ドイツの天文学者。
ボン大学で数学、自然科学を学ぶ。1882年「アルゴンの観測について」の論文で学位を得る。’87年ポツダム天体物理天文台に移り、1900年主任観測者となる。恒星の視線速度の平均確立誤差2.6km毎秒の測定をおこなう。1890年代より、天体写真、国際写真星図の作成に力を注ぐ。星雲のスペクトル線の相対強度の決定、ガス星雲の眼視による視線速度の決定でも成果をあげる。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報