《オッペンハイマー事件》(読み)おっぺんはいまーじけん

世界大百科事典(旧版)内の《オッペンハイマー事件》の言及

【キップハルト】より

…1960年頃活動の舞台を東ベルリンから西へ移した。代表作はマッカーシズムに迫害された,アメリカの原爆製造責任者である原子科学者を扱った《オッペンハイマー事件》(1964)で,1960年代に注目を集めたドキュメンタリー劇の系列に属する。ほかに《将軍の犬》(1960),《ヨーエル・ブラント》(1965)などがある。…

【ドキュメンタリー劇】より

…作品の内容が歴史的資料,証言などドキュメントによって事実性を裏づけられている点がこの場合の名称の由来である。キップハルトの《オッペンハイマー事件》(1964)やP.ワイスの《追究》(1965)などもこの系列にはいり,1960年代のこれらの作品は多くが日本でも上演されている。【森川 俊夫】。…

※「《オッペンハイマー事件》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」