世界遺産詳解 「チロエの教会群」の解説 チロエのきょうかいぐん【チロエの教会群】 2000年に登録されたチリの世界遺産(文化遺産)。パタゴニアのチロエ島にある教会群で、17~18世紀にイエズス会の教会として建設された木造建築である。現在、50~60棟が残っている。先住民とヨーロッパの文化が影響し合って特有の雰囲気を生みだしている。地元の木材を使用し、シンプルな造りであることが特徴。2つの文化が融合したチロエ島周辺の特徴ある建築様式が評価され、カストロ聖堂を始めとする14の聖堂が世界遺産に登録された。◇英名はChurches of Chiloé 出典 講談社世界遺産詳解について 情報