インド南西部、マラバル海岸西方320キロメートルのアラビア海東部にある小島群。ラクシャディープ諸島ともいう。ラッカディブ諸島19島、北のアミンディビ諸島5島と南のミニコイ島の計25島を総称してよぶ。1956年以来、中央政府直轄地区で、ラッカディブ諸島のカバラティ島に政庁がある。総面積30平方キロメートルで、うち10島に6万0595(2001)、6万4473(2011センサス)が居住する。島はすべて海底火山の頂部に形成されたサンゴ礁(しょう)からなる。熱帯気候のもとで、天水、湧水(ゆうすい)を飲料水としている。ココヤシ、漁業に依存し、ほぼ自給自足の生活が営まれている。住民のほとんどは9世紀にマラバル海岸から移住し定着したモプラ人で、マラヤラム語を使用する。もとヒンドゥー教徒であったが、13世紀にアラビア人の侵入によってイスラム教に改宗した。ミニコイ島の住民は、スリランカ渡来の仏教徒がイスラム化した人々といわれ、使用言語もマール語である。
[林 正久]
ノーベルがスウェーデンアカデミーに寄付した遺産を基金とする世界的な賞。1901年以降行われ、毎年、物理学・化学・生理学および医学・文学・平和・経済学の6部門において、顕著な功績のあった人に授与される。...