上段(読み)ジョウダン

デジタル大辞泉 「上段」の意味・読み・例文・類語

じょう‐だん〔ジヤウ‐〕【上段】

複数の段があるうちの上の方の段。「押し入れ上段」→中段下段
かみざ。上席。「客を上段に案内する」
剣道・槍術そうじゅつなどで、刀・やり頭上に高く振りかざして構えること。「上段の構え」「大上段」→中段下段
上段の間」に同じ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「上段」の意味・読み・例文・類語

あがり‐だん【上段】

〘名〙 高い所へ登るために設けられた段。階段。のぼりだん。
洒落本・婦美車紫(1774)高輪茶屋の段「どの女郎やでもあがりだんにおれが顔がみへると」

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