世話場(読み)セワバ

精選版 日本国語大辞典 「世話場」の意味・読み・例文・類語

せわ‐ば【世話場】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 歌舞伎で、町家農家などの日常生活を演じる場面。特に、金銭苦労にまつわる人情・風俗をえがく場面をいう。
    1. [初出の実例]「世話場は御家、時代とちがひ、せりふ遣ひさらさらとして」(出典:戯財録(1801)狂言場行工合之事)
  3. 貧乏のため生活の苦しい状態をいう。
    1. [初出の実例]「馬鹿殿じゃによって、此やうに内が世話場(ワバ)になるのじゃ」(出典咄本・諺臍の宿替(19C中)九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

収穫年度を2年経過した米。《季 秋》[類語]米・玄米・白米・新米・古米・粳うるち・粳米・糯もち・糯米・黒米・胚芽米・精白米・内地米・外米・早場米・遅場米・新穀・米粒・飯粒・小米・屑米...

古古米の用語解説を読む