デジタル大辞泉 「分子モーター」の意味・読み・例文・類語 ぶんし‐モーター【分子モーター】 生物の細胞内で、ATP(アデノシン三リン酸)の加水分解によって得られたエネルギーを、機械的な運動に変換する分子(たんぱく質)の総称。筋肉の収縮や細菌の鞭毛の回転運動などを担う。キネシン・ダイニン・ミオシンなどがある。生体分子モーター。たんぱく質モーター。モーターたんぱく質。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
化学辞典 第2版 「分子モーター」の解説 分子モーターブンシモーターmolecular motor 細胞膜に組み込まれた分子集合体で,膜内外の濃度勾配に従って流れる H+ を駆動力として回転するタンパク質複合体.微生物のべん毛の回転部分や,ATP合成装置であるミトコンドリアのF0F1ATPアーゼ( > 500 kDa)などがある. 出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報 Sponserd by