北条顕時(読み)ホウジョウアキトキ

精選版 日本国語大辞典 「北条顕時」の意味・読み・例文・類語

ほうじょう‐あきとき【北条顕時】

  1. 鎌倉中期の武将。実時の子。越路四郎時方という。引付衆評定衆・越後守を経て引付頭人となる。儒学禅学を学び、書籍収集、金沢文庫を隆盛にした。金沢顕時とも。宝治二~正安三年(一二四八‐一三〇一

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旺文社日本史事典 三訂版 「北条顕時」の解説

北条顕時
ほうじょうあきとき

1248〜1301
鎌倉後期の武将
実時 (さねとき) の子。金沢氏を称していたので金沢顕時ともいう。幕府の引付衆・評定衆を歴任。父実時の志を継ぎ,好学で書籍の書写につとめ金沢文庫の維持に尽力した。その蔵書は現在同文庫に収められている。

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