デジタル大辞泉
「命令法」の意味・読み・例文・類語
めいれい‐ほう〔‐ハフ〕【命令法】
《imperative mood》ヨーロッパ諸語などの文法で、動詞の法の一。相手に対する命令・要求などを述べる法。
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
Sponserd by 
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
Sponserd by 
命令法【めいれいほう】
動詞の法の一つをなす文法範疇(はんちゅう)。話し手の相手に対する命令・要求を表す。直接法や接続法でも話し手の要求を表現できるが,より直接的で要求の事実そのものを表す点で異なる。一般には二人称形のみ。人称語尾のつかない語幹そのもの,あるいは不定形と同じ形を使うことが多い。
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
Sponserd by 
世界大百科事典(旧版)内の命令法の言及
【法】より
…動詞にみられる文法的カテゴリーの一つで,状況・行為に対する話し手の主観的な心持ちのありよう――願望,可能,義務,命令,さらに疑問,否定など――にかかわる。 たとえば,ラテン語では直説法,接続法,命令法の3種が動詞の形態によって区別される。cantare〈歌う〉を例にとれば,一人称単数・現在・能動の直説法形はcantōであるのに対し,接続法形はcantemである。…
※「命令法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
Sponserd by 