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接続法 セツゾクホウ

デジタル大辞泉の解説

せつぞく‐ほう〔‐ハフ〕【接続法】

ヨーロッパ諸語などの文法で、動詞の法の一。ある事柄を述べるのに事実としてではなく、予想・願望・仮定など話し手の心の中で考えられたこととして述べる法。古代ギリシャ語ラテン語フランス語ドイツ語などにみられる。

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百科事典マイペディアの解説

接続法【せつぞくほう】

仮定法とも。動詞のの一つ。希求法と並んで直接法に対立し,本来,話者の主観的な期待,話者の意思を表す。仮定,恐怖,目的を内容とする従属文は接続法となる。ラテン語,ゲルマン語では希求法との区別がなく,どちらか一つである。
→関連項目条件法

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大辞林 第三版の解説

せつぞくほう【接続法】

印欧語において、事実ではないという話者の認知を表したり、話者の思考など主観的判断を表す法。言語によっては、条件法や仮定法と厳密に区別し得ないこともある。英語では仮定法現在がこれに相当する。 → 直説法命令法

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世界大百科事典内の接続法の言及

【法】より

…動詞にみられる文法的カテゴリーの一つで,状況・行為に対する話し手の主観的な心持ちのありよう――願望,可能,義務,命令,さらに疑問,否定など――にかかわる。 たとえば,ラテン語では直説法,接続法,命令法の3種が動詞の形態によって区別される。cantare〈歌う〉を例にとれば,一人称単数・現在・能動の直説法形はcantōであるのに対し,接続法形はcantemである。…

※「接続法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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