塩化エチル(読み)エンカエチル

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「塩化エチル」の意味・読み・例文・類語

えんか‐エチルエンクヮ‥【塩化エチル】

  1. 〘 名詞 〙 ( エチルは[英語] ethyl ) エチル基塩素との化合物。化学式 C2H5Cl 常温で無色気体エチルアルコールまたはエチレン塩化水素を作用させてつくる。可燃性劇薬で、麻酔薬農薬、エチル化剤、冷凍剤などに用いられる。クロルエチル。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

化学辞典 第2版 「塩化エチル」の解説

塩化エチル
エンカエチル
ethyl chloride

chloroethane.C2H5Cl(64.52),CH3CH2Cl.エテンに塩化水素を付加させるか,エタノール塩化亜鉛混合物に熱時塩化水素を吹き込んで製造される.凝固点-142 ℃,沸点12.5 ℃.0.9214.特有のエーテル臭をもち可燃性である.吸収および寒冷麻酔薬,農薬,エチル化剤,冷凍剤,溶剤などに用いられる.[CAS 75-00-3]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む