宰予(読み)サイヨ

精選版 日本国語大辞典 「宰予」の意味・読み・例文・類語

さい‐よ【宰予】

  1. [ 1 ] 孔子の門弟で、十哲中の一人。字(あざな)は子我。通称宰我。魯の人。斉の大夫。子貢と並んで弁論の雄といわれた。
  2. [ 2 ] ( 「論語公冶長」に宰予が昼寝をして孔子に「朽木は彫るべからず、糞土の牆は塗るべからず」と戒められたとあるところから ) 昼寝、または、昼寝する者の意。
    1. [初出の実例]「そばにありける大福帳を引よせ枕にして、宰予(サイヨ)がたのしびに周公をや夢みられんとおもはる」(出典浮世草子・元祿大平記(1702)七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む