核形成(読み)かくけいせい(その他表記)nucleation

最新 地学事典 「核形成」の解説

かくけいせい
核形成

nucleation

結晶成長過程で,過飽和条件における,成長ユニットの集まりによる,より安定な相の形成。成長ユニットが集まることで物質が形成する際の一番はじめの現象核生成ともいう。核形成するには表面エネルギー不利を乗り越えるのに十分な過飽和が必要。その頻度は単位時間,単位体積当たりに発生する核の個数で定義され,核形成頻度と呼ぶ。過飽和度と核形成頻度には正の相関があり,過飽和度が小さいと核形成は現実的な時間内では起こらない。成長ユニットが自ら集まり核を形成する均質核形成と,不純物などの上に核を形成する不均質核形成がある。

執筆者:

参照項目:結晶成長
参照項目:不均一核形成

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 砂川 木村 勇気

二十四節気の一つで,二至 (夏至,冬至) ,二分 (春分,秋分) として四季の中央におかれた中気。元来,春分は太陰太陽暦の2月中 (2月後半) のことで,太陽の黄経が0°に達した日 (太陽暦の3月 2...

春分の用語解説を読む