母者人(読み)ハハジャヒト

精選版 日本国語大辞典 「母者人」の意味・読み・例文・類語

ははじゃ‐ひとははぢゃ‥【母者ジャ人】

  1. 〘 名詞 〙 ( 母である人の意。「者」はあて字。「はわじゃひと」の時代も ) 子などが親愛の情をこめて母を呼ぶ語。おかあさん。ははご。ははじゃ。ははじゃがもの。ははじゃもの。
    1. [初出の実例]「あいつがはりで母者人(ははジャヒト)をたてころした」(出典:浄瑠璃・冥途の飛脚(1711頃)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む