江戸言葉(読み)エドコトバ

精選版 日本国語大辞典 「江戸言葉」の意味・読み・例文・類語

えど‐ことば【江戸言葉】

  1. 〘 名詞 〙 江戸で発達したことば。その成立は宝暦(一七五一‐六四)以降といわれるが、それ以前にも江戸で使われることば、江戸の人のことばという一般的な意味で用いられている。近世中期以後、在来のことばに各地の方言が影響しながら、しだいに階級別、職業別などでそれぞれ特色あることばとなった。特に職人などの使うぞんざいなことばをさしていうこともある。江戸弁。
    1. [初出の実例]「商人の売物(かいもの)にねをつけてまけたるとき、かわぬを江戸ことばにしゃうべんのするといふ」(出典咄本・正直咄大鑑(1687)赤)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む