硬質(読み)コウシツ

精選版 日本国語大辞典 「硬質」の意味・読み・例文・類語

こう‐しつカウ‥【硬質】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 )
  2. かたい性質。物の質がかたいこと。また、そのさまやそのような物。⇔軟質
    1. [初出の実例]「是より胃の狭部を経て硬質なる真胃に輸り」(出典:動物小学(1881)〈松本駒次郎訳〉下)
  3. 物事が強固で崩しがたいこと。冷徹で厳しいさま。⇔軟質
    1. [初出の実例]「河上ほどの硬質の自我と強烈な自己主張は、日本にはめずらしく」(出典:河上肇『自叙伝』(1954)〈桑原武夫〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む