出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…(2)新生児重症黄疸 新生児期に黄疸が非常に強い状態をいう。原因はいろいろあるが,多いのは母子間の血液型不適合(母親がRh-で胎児がRh+の場合,ABO血液型では,母親がO型で胎児がA型かB型のとき,強い黄疸が現れる)による新生児溶血性疾患である。そのほか,未熟児,皮下出血や大きい頭血腫のある子ども,敗血症などは黄疸が強くなりやすい。…
…ヒトの血液内にある有毒成分を急激に体外へ排除するために,その血液を抜き取り,新しいよい血液を輸血する治療法。最も有名なのは,Rh式やABO式血液型不適合妊娠によっておこる胎児・新生児溶血性疾患のときに行われるもので,これは出生後すぐに臍(さい)静脈(へその中にある静脈)を使って黄疸色素のビリルビンや血液型不適合妊娠のためにできた抗体を含んだ血液を除去するために行われる。この治療により,新生児の脳組織における黄疸,すなわち核黄疸の発生を防止し,脳性麻痺から守ることができる。…
※「血液型不適合」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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