豊葦原(読み)トヨアシハラ

デジタル大辞泉 「豊葦原」の意味・読み・例文・類語

とよ‐あしはら【豊葦原】

《豊かに葦の生い茂っている原の意》日本国美称
「代々絶えず継ぎて久しく栄へなん―の国安くして」〈玉葉集・賀〉
[類語]日本大和やまと日の本八洲国やしまくに大八洲おおやしま秋津島敷島葦原あしはらの中つ国瑞穂みずほの国和国わこく日東東海扶桑ふそう神州本邦本朝ジャパンジパング

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「豊葦原」の意味・読み・例文・類語

とよ‐あしはら【豊葦原】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「とよあしわら」とも。豊かに葦の生え茂った原の意 ) 日本国の美称。
    1. [初出の実例]「神代より三くさの宝伝はりて豊葦原のしるしとぞなる〈藤原教良〉」(出典:玉葉和歌集(1312)神祇・二七九六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む