東カリフ国 ひがしカリフこく
- 旺文社世界史事典 三訂版
- アッバース朝の別称。➡ アッバース朝
a・ba・sí, [a.ƀa.sí]
- 小学館 西和中辞典 第2版
- [形] [複~es]〖史〗 アッバース王朝(750-1258)の.━[男] [女] アッバース王家の人;アッバース王朝の住民.
アッバース家(アッバースけ) al-‘Abbāsīyūn
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- アッバース朝の支配家系。預言者ムハンマドの叔父アッバースの子孫が,預言者の一族による政権の樹立をめざし,政治宗教的な教宣活動を指導。749年ウ…
サッファーフ al-Saffāḥ 生没年:723ころ-754
- 改訂新版 世界大百科事典
- アッバース朝の初代カリフ。在位750-754年。通称アブー・アルアッバースAbū al-`Abbās。ムハンマドの叔父アッバースの子孫。打倒ウマイヤ朝のアッバ…
イーサー・イブン・ムーサー `Īsā ibn Mūsā
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]699頃[没]783/784. クーファアッバース朝の王族の一人で,初代カリフ,アブル・アッバースと第2代カリフ,マンスールの甥。マンスールは,アッバ…
アッバース‐いっせい【アッバース一世】
- 精選版 日本国語大辞典
- ( Abbās I )[ 異表記 ] アッバス ペルシアのサファビー朝の第五代皇帝(在一五八七‐一六二九)。サファビー朝の最盛期をもたらした。アッバース大帝…
アブー・アルアッバース Abū al-‘Abbās
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 723~754(在位749~754)アッバース朝の初代カリフ。アッバース家の革命運動を後方から指導したイブラーヒーム・ブン・ムハンマドの急逝により,クー…
バルマク家 バルマクけ Barmak
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 初期アッバース朝時代の名家。第1代カリフ,アブル・アッバース (在位 749~754) から第5代カリフ,ハールーン・アッラシード (在位 786~809) の時…
サッファーフ さっふぁーふ al-Saffā (723ころ―754)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- アッバース朝の初代カリフ(在位750~754)。通称はアブル・アッバース。預言者ムハンマド(マホメット)の叔父アッバースの子孫。ウマイヤ朝を打倒…
アッバース‐ちょう(‥テウ)【アッバース朝】
- 精選版 日本国語大辞典
- ( アッバースは[アラビア語] Abbās )[ 異表記 ] アッバス朝 西アジアおよび北アフリカを支配したイスラムの王朝。七五〇年マホメットの伯父アッバー…
サッファース
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- ⇒アブー・アルアッバース
アブー・ムスリム Abū Muslim
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]?[没]755. バグダードアッバース家 (→アッバース朝 ) の革命運動の指導者。出身も本名もあえて秘密にしていた。ホラーサーンの地で反ウマイヤ家…
マンスール(Abū Ja‘far al-Manūr) まんすーる Abū Ja‘far al-Manūr (713ころ―775)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- アッバース朝第2代カリフ(在位754~775)。異母弟の初代カリフ、サッファーフの4年間の治世の後を受けたアッバース朝体制の実質上の建設者。精力的…
サッファーフ
- 旺文社世界史事典 三訂版
- ⇨ アブー=アルアッバース
アブー=アルアッバース Abū al-‘Abbās
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 724ごろ〜754アッバース朝の創始者(在位749〜754)ムハンマドの伯父アッバースの4代の孫。イランのホラサーンで挙兵し,ウマイヤ朝を打倒,クーフ…
アッバース朝(アッバースちょう) ‘Abbās
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 750~1258アラブの建設したイスラーム王朝。首都はサーマッラー遷都時代(836~892年)を除きバグダード。全カリフが,ムハンマドの叔父アッバースの子…
シャー・アッバース
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- ⇒アッバース1世
シャー・アッバース しゃーあっばーす
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- →アッバース(1世)
アブド・アッラフマーン1世(アブド・アッラフマーンいっせい) ‘Abd al-Raḥmān Ⅰ
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 731~788(在位756~788)後ウマイヤ朝の初代君主。シリアのウマイヤ朝の一族で,アッバース朝に追われてアンダルスに逃れ,その支配者となった。即位…
アブー・ハーシム Abū Hāshim
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 8世紀初頭,ウマイヤ朝下,シーア派の分派であるカイサーン派のイマーム。父は同派の始祖のムハンマド・イブヌル・ハナフィーヤ。伝説によれば,ウマ…
バンダレ‐アッバース(Bandar 'Abbās)
- デジタル大辞泉
- ⇒バンダルアッバース
シャー=アッバース
- 旺文社世界史事典 三訂版
- ⇨ アッバース(1世)
アッバース朝 アッバースちょう ‘Abbās
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 750〜1258ウマイヤ朝を倒しイスラーム帝国を実現した王朝イベリア半島に成立した後 (こう) ウマイヤ朝(西カリフ国)に対し,東カリフ国ともいう。ア…
アッバース1世
- 367日誕生日大事典
- 生年月日:1571年1月27日ペルシアのサファビー朝第5代王(在位1587〜1629)1629年没
イブン・アッ・ルーミー
- 367日誕生日大事典
- 生年月日:836年5月19日アッバース朝の詩人896年没
アフマド・ブン・トゥールーン Ahmad b.Ṭūlūn 生没年:835-884
- 改訂新版 世界大百科事典
- エジプト,シリアを支配したトゥールーン朝の創始者。在位868-884年。トルコ系の奴隷軍人を父としてアッバース朝軍内で頭角を現し,868年,エジプト…
マンスール al-Manṣūr 生没年:713ころ-775
- 改訂新版 世界大百科事典
- アッバース朝第2代のカリフ。在位754-775年。異母弟の初代カリフ,サッファーフの4年間の治世の後を受けた,アッバース朝体制の実質上の創設者。精力…
トゥールーン朝 トゥールーンちょう Tūlūn
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 868〜905アッバース朝のアミールとなったアフマド=ブン=トゥールーンが,エジプトに建てた王朝トゥールーンはトルコ系のマムルーク出身で,アッバ…
イスカンダル・ベグ Iskandar Beg al-Shahīr bi-Munshī
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1560頃[没]1632頃イラン,サファビー朝の歴史家。アッバース1世に書記として仕え,1592/3年には「大書記」の一人に任じられた。主著"Tārīkh-i `Ā…
イブン・アルムータッズ
- 367日誕生日大事典
- 生年月日:861年11月2日アッバース朝の王子,詩人908年没
アリー・イブン・イーサー `Alī ibn `Īsā
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]859. ダイルクンナー[没]946. バグダードアッバース朝第 18代カリフ,ムクタディルのワジール (宰相) 。政治権力をトルコ人軍人階級から官僚の手…
トゥールーン朝(トゥールーンちょう) Ṭūlūn
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 868~905エジプト,シリアを支配した軍事政権。アッバース朝カリフの奴隷軍人アフマド・ブン・トゥールーンが,エジプト総督代理として派遣され,事…
マンスール al-Manṣūr
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 713?~775(在位754~775)アッバース朝の第2代カリフ。アリー家などの反対勢力を弾圧し,アブー・ムスリムを粛清するなど不満勢力を排除。バグダード…
ハールーン・アッラシード
- 百科事典マイペディア
- アッバース朝第5代のカリフ(在位786年―809年)。バルマク家のヤフヤーなどを重用し,アッバース朝の最盛期を現出。詩人・楽士を保護し,数次の小ア…
バンダル‐アッバース(Bandar 'Abbās)
- デジタル大辞泉
- イラン南部の港湾都市。ホルモズガーン州の州都。ホルムズ海峡に面し、同国の三大貿易港の一つに数えられる。中世より海上交易の拠点になり、17世紀…
アリー・アッリダー `Alī al-Riḍā'
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]765. メジナ[没]818. トゥースシーア派の分派である十二イマーム派の第8代イマーム。アッバース朝のカリフ,マームーンから次代カリフに指名され…
杜 環 とかん
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 生没年不詳8世紀半ばごろの唐の著述家タラス河畔の戦いでイスラーム軍の捕虜となり,10年余りをアッバース朝の支配下に過ごし,海路広州に帰着。その…
アッバース‐ちょう〔‐テウ〕【アッバース朝】
- デジタル大辞泉
- 《〈アラビア〉‘Abbās》ウマイヤ朝に続くスンニー派イスラム王朝。750年、ムハンマドの伯父アッバースの子孫アブー=アッバースがウマイヤ朝を倒し、…
アッバース朝 (アッバースちょう) `Abbās
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 成立 国家の構造と政治 社会,経済 文化イラクを中心に,西はマグリブから東はマー・ワラー・アンナフル(トランスオキシアナ)ま…
ムワッファク al-Muwaffaq
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]?[没]891. バグダードアッバース朝 (750~1258) 第 15代カリフ,ムータミドの弟。将軍として彼は,東のサッファール朝軍のバグダードへの進撃を…
トゥールーン朝美術 トゥールーンちょうびじゅつ Tulunid art
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 9世紀後半,エジプトのカタイを中心として発展したトゥールーン朝のイスラム美術。メソポタミアのアッバース朝様式(→アッバース朝美術)を移植しな…
アッバース1世(アッバースいっせい) ‘Abbās Ⅰ
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 1571~1629(在位1587~1629)サファヴィー朝の第5代王,中興の祖。クズルバシュの押え込みと国王への集権に成功し,外敵との抗争においても大きな成果…
アッバース(1世) あっばーす ‘Abbās Ⅰ (1571―1629)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- サファビー朝第5代の王(在位1588~1629)。シャー・アッバース、アッバース大帝ともよばれる。即位当時、サファビー朝は実権をトルコ系遊牧諸首長に…
カリフ かりふ caliph
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- イスラム教の預言者ムハンマド(マホメット)没後の、イスラム社会の最高指導者をいう、イスラム政治学での用語。アラビア語ではハリーファkhalīfa(…
アーリーガープー‐きゅうでん【アーリーガープー宮殿】
- デジタル大辞泉
- 《Āli Ghāpū》イラン中部の都市イスファハーンにある建物。1979年に世界遺産(文化遺産)に登録されたイマーム広場の西側に面する。元は背後にあった…
ウハイディルの宮殿 ウハイディルのきゅうでん Palace of Ukhaydir
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 778年にアッバース朝第2代カリフ,マンスールの甥イーサー・イブン・ムーサーがイラクのウハイディルに建てた大宮殿。アッバース朝時代のメソポタミ…
ハールーン・アッラシード Hārūn al-Rashīd
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 763/766~809(在位786~809)アッバース朝の第5代カリフ。バルマク家のヤフヤー,および二人の子ファドルおよびジャーファルを重用し,アッバース朝…
白衣大食 はくいタージー
- 旺文社世界史事典 三訂版
- ウマイヤ朝ムスリムの中国唐・宋時代の呼称。アッバース朝は黒衣大食ともいう。
サイイド sayyid
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 元来は「奴隷の主人」を意味するアラビア語。複数は sāda。初期イスラム時代には,アリー家に属する者がサイイドまたはシャリーフと呼ばれたが,アッ…
Ha・run al-Ra・shid /hɑːrúːn ɑːlrɑːʃíːd | hærúːn ælræ-/
- プログレッシブ英和中辞典(第5版)
- ハールーン・アッラシード(◇764?-809;アッバース朝のカリフ;Arabian Nightsの伝説的英雄).