ひと‐がい(‥がひ)【人甲斐】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 人としての資格。人らしいしるし。人としての生きがい。[初出の実例]「身のなる果ての牛若丸、人がひもなき今の身を」(出典:謡曲・烏帽…
ひと‐ぎき【人聞】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 他人が聞くこと。また、人が聞いていだく思い。世間の聞こえ。外聞。[初出の実例]「ただにやみしぬるよりも人聞はづかしくおぼえ給ふな…
ひと‐きれ【人切】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 人の切れはしの意。「ひとぎれ」とも ) 人と称し得るもの。ひとっこ。多く「人切れない」の形で、全く人がいないの意に用いる。[初出の…
ひと‐ぐま【人隈】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 人のいない所。人けのない所。[初出の実例]「誰れもとりはづしては隠れなけれど、人ぐまをも用意するに隠れてぞ侍るかし」(出典:紫式部…
ひと‐ざま【人状・人様】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 その人の人がら、雰囲気などの大体のようす。人柄。人品。にんてい。[初出の実例]「人ざまもよき人におはす」(出典:竹取物語(9C末‐1…
ひと‐しげ・し【人繁】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 形容詞ク活用 〙 人が大勢いる。人気(ひとけ)が多い。[初出の実例]「人しげきところなれば、〈略〉帰り出でたるに」(出典:平中物語(965頃)二六)
ひと‐ずれ【人擦】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 多くの人の中でいろいろな経験をつんで、世なれていること。[初出の実例]「少(すこし)も人ずれのしない、何とも言へぬ奥ゆかしさのある可…
ひと‐ぞろえ(‥ぞろへ)【人揃】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 要員を確保すること。頭数をそろえること。[初出の実例]「羽指となって初めての船出〈略〉いよいよ人揃へも済み」(出典:いさなとり(189…
ひと‐たがえ(‥たがへ)【人違】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =ひとちがい(人違)[初出の実例]「人たがへに聞えさせたるにや侍らん」(出典:宇津保物語(970‐999頃)内侍督)
ひと‐だのめ【人頼】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 他人をあてにさせること。人にたのもしく思わせて、実際には、その期待にこたえないこと。そら頼みさせること。また、そのさま…
ひと‐づもり【人積】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 人物や人数の見積もり・予定。[初出の実例]「騎馬人数人積(ひとヅモリ)」(出典:子孫鑑(1667か)上)
ひと‐なつかし・い【人懐】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 形容詞口語形活用 〙 いつもに増して人が妙に親しみをもって感じられる。人の中にまじわりたいという思いがする。人の生活がなつかしい。[初出の…
ひと‐まぜ【人交】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 仲間に他の人をまぜ加えること。[初出の実例]「人交(マセ)もせず戦て」(出典:太平記(14C後)一)
ひと‐まち【人待】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 人の来るのを待っていること。ひともうけ。[初出の実例]「人待とおぼしくて、あやしばみたる輩侍也」(出典:古事談(1212‐15頃)四)
ひと‐やとい(‥やとひ)【人雇】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 人を雇うこと。また、その雇われた人。[初出の実例]「人やとひしてなりとも、道具をもたせてこうものを」(出典:虎明本狂言・鈍根草(室…
ひと‐やり【人遣】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 自分の意志ではなく、他からしいられてすること。[初出の実例]「人やりの道ならなくに大方はいきうしといひていざ帰りなん〈源実〉」(出…
ふ‐じん【富人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 富裕な人。金持。財産家。[初出の実例]「俄不慮之外、一天之人令レ与二財物一、已成二富人一」(出典:江談抄(1111頃)六)[その他の文献]…
はいたつ‐にん【配達人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =はいたつふ(配達夫)[初出の実例]「私が郵便の配達人(ハイタツニン)にお世話致しませう」(出典:団団珍聞‐一四三号(1880))
なんばん‐じん【南蛮人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 南方のえびす。[初出の実例]「人伝、南蛮人被レ放二悪風一、来二西府一云々」(出典:台記‐天養二年(1145)正月二四日)② ( 南方から渡来…
にん‐か(‥クヮ)【人果】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 仏語。人間の果を得ること。果報によって人間に生まれること。また、この世での果報。[初出の実例]「いやしき人果(ニンクハ)には生れなが…
ののみや‐びと【野宮人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 野の宮での斎王の潔斎生活を維持し、祭式をたすけるために奉仕する人。[初出の実例]「たのもしなののみやびとのううるはなしぐるるつきに…
はん‐じん【叛人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 謀叛(むほん)を企てた人。叛逆者。[初出の実例]「叛人を称して賊と言ふべし」(出典:明六雑誌‐三三号(1875)賊説〈西村茂樹〉)[その他の…
ひき‐うど【低人・侏儒】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「ひきひと」の変化した語 ) 身長の低い人。矮人。侏儒(しゅじゅ)。〔観智院本名義抄(1241)〕
はんぎゃく‐にん【反逆人・叛逆人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =はんぎゃくしゃ(反逆者)[初出の実例]「叛逆人の詮議を遂げんと」(出典:浄瑠璃・本朝二十四孝(1766)四)
【犬人】けんじん
- 普及版 字通
- 犬牲を司る役。字通「犬」の項目を見る。
【涓人】けんじん
- 普及版 字通
- 宮中の掃除人。宦官が多く、内侍をかねた。〔資治通鑑、周紀三〕(赧王、三年)古の人君、千金を以て、涓人をして千里の馬を求めしむるり。馬已に死…
【胡人】こじん
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- 胡地の人。字通「胡」の項目を見る。
【健人】けんじん
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- 健康な人。字通「健」の項目を見る。
【蹇人】けんじん
- 普及版 字通
- あしなえ。字通「蹇」の項目を見る。
【朽人】きゆうじん
- 普及版 字通
- 老廃の人。字通「朽」の項目を見る。
【吏人】りじん
- 普及版 字通
- 役人。字通「吏」の項目を見る。
【立人】りつじん
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- 鼻の下のみぞ、人中。字通「立」の項目を見る。
【寮人】りようじん
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- 官員。字通「寮」の項目を見る。
【矮人】わいじん
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- 短人。字通「矮」の項目を見る。
【乱人】らんじん
- 普及版 字通
- 狂人。字通「乱」の項目を見る。
【敵人】てきじん
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- 対敵。〔管子、七法〕人のにらかならざれば、加ふること能はざるなり。人のにらかならざれば、すべからざるなり。字通「敵」の項目を見る。
【人痾】じんあ
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- 人体の変化、男女変性など。字通「人」の項目を見る。
【人烟】じんえん
- 普及版 字通
- 人家の炊煙。字通「人」の項目を見る。
【人境】じんきよう(きやう)
- 普及版 字通
- 人の住むところ。晋・陶潜〔飲酒、二十首、五〕詩 廬を結んで、人に在り 而も車馬の喧(かまびす)しき無し 君に問ふ、何ぞ能(よ)く爾(しか)ると …
【人行】じんこう(かう)
- 普及版 字通
- 通る人。旅ゆく人。唐・耿〔秋日〕詩 照、閭に入る 憂へ來(きた)りて誰(たれ)と共にか語らん 古、人の行くこと少(まれ)なり 秋風、禾黍(くわしよ…
【人施】じんし
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- 他人の賜与。字通「人」の項目を見る。
【人排】じんばい
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- 人がく臼。字通「人」の項目を見る。
【人犯】じんぱん
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- 犯人。字通「人」の項目を見る。
【人牧】じんぼく
- 普及版 字通
- 人民を治める者。〔孟子、梁恵王上〕今夫(そ)れ天下の人牧、未だ人をすことを嗜(この)まざるらざるなり。如(も)し人をすことを嗜まざるらば、則ち天…
【仁人】じんじん
- 普及版 字通
- 仁愛の心ある人。〔晋書、刑法志〕其の罪を戮(りくくわ)し、死(ころ)して生くべからず、を此(ここ)に縱(ほしいまま)にすること、にを以て計(かぞ)ふ…
【熟人】じゆくじん
- 普及版 字通
- 熟知した人。字通「熟」の項目を見る。
【処人】しよじん
- 普及版 字通
- 隠居。字通「処」の項目を見る。
【渉人】しようじん
- 普及版 字通
- 渡し守。字通「渉」の項目を見る。
付き添い人 つきそいにん
- 日中辞典 第3版
- [世話をする]照料的人zhàoliào de rén;[仕える]服侍的人fúshi de rén;[お供]陪伴的人péib…
―クルド人 クルドじん
- 日中辞典 第3版
- 库尔德人Kù'ěrdérén,克鲁特民族Kèlùtè mínzú.