かとり‐や【香取屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 江戸末期から明治時代にかけて著名であった履物屋。江戸浅草茅町(東京都台東区浅草橋一丁目・柳橋一丁目)にあり、その雪駄は高級品として知られた。
かばやき‐や【蒲焼屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ウナギなどの蒲焼きを料理し、また、販売する店、またはそれをする人。[初出の実例]「くたぶれたうなぎからさくかば焼や」(出典:雑俳・…
くう‐おく(‥ヲク)【空屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 人が住んでいない家。あきや。[初出の実例]「鄧通を空屋(クウヲク)(〈注〉ヒトナキイヘ)に幽(とら)へて其飲食を絶つ」(出典:読本・英…
ぎゅうにく‐や(ギウニク‥)【牛肉屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 牛肉を売る店。牛肉店。牛屋。牛肉屋①〈風俗画報〉[初出の実例]「つづいて、牛肉屋の亭主も入って来た」(出典:破戒(1906)〈島崎藤村…
きょ‐おく(‥ヲク)【居屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 住むための家。住居。住まい。いや。〔書言字考節用集(1717)〕
おっ‐か(ヲク‥)【屋下】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 屋根の下。家のあたりの下の所。[初出の実例]「雖二窮谷深澗牆陰屋下之地一、太陽之気、靡レ所レ不レ至」(出典:童子問(1707)中)[その…
おばな‐や(をばな‥)【尾花屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 江戸、深川仲町(東京都江東区門前仲町一丁目)にあった料理茶屋。梅本、山本と並び称せられた。[初出の実例]「山本は腹がちいさいから、尾花(ヲハナ…
うどん‐や【饂飩屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 饂飩屋〈風俗画報〉〘 名詞 〙 うどんを煮て売る店。また、それを売る人。[初出の実例]「身躰(しんだい)棒にふって、うどん屋をする大臣も有」(出典…
おお‐むろや(おほ‥)【大室屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 大きな、四周がきっちり囲われている部屋。[初出の実例]「忍坂(おさか)の 意富牟盧夜(オホムロヤ)に 人多(さは)に 来入(い)りをり 人多に…
おく‐はい(ヲク‥)【屋背】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 家のうしろ。屋後。[初出の実例]「屋背 オクハイ イヱノウシロ」(出典:広益熟字典(1874)〈湯浅忠良〉)
おく‐ろう(ヲク‥)【屋漏】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 家の西北隅の名称。家のいちばん奥まった所。転じて、人の目につきにくい所。[初出の実例]「暗室屋漏之間、人之所レ忽也」(出典:懶室漫…
えま‐や(ヱま‥)【絵馬屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 江戸時代、絵馬を売った店。また、その人。[初出の実例]「梶原は絵馬屋が内が旅宿なり」(出典:雑俳・柳多留‐三五(1806))
いちもん‐や【一文屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =いちもんあきない(一文商)
屋町たるやまち
- 日本歴史地名大系
- 愛媛県:宇和島市宇和島城下屋町[現]宇和島市本町追手(ほんまちおうて)一丁目・愛宕(あたご)町三丁目元禄一六年(一七〇三)七月の城下町絵図…
屋町あしやまち
- 日本歴史地名大系
- 福岡県:遠賀郡屋町面積:一一・四二平方キロ郡の北東部に位置し、遠賀川の河口部を占める。同川左岸の芦屋地区と右岸の山鹿(やまが)地区からなり…
合屋おうや
- 日本歴史地名大系
- 福岡県:飯塚市合屋遠賀(おんが)川中流域、現飯塚市北西部に相当する中世の地名。保元元年(一一五六)に粥田経遠が所領の「嘉摩・穂浪郡内合原(…
つき‐や【搗屋・舂屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 穀物を精製する小屋。[初出の実例]「当時は六百坪余あり。こののち御舂屋を移されし」(出典:随筆・折たく柴の記(1716頃)中)② 米つき…
ころし‐や【殺し屋】
- デジタル大辞泉
- 依頼人から金をもらって殺人を請け負うことを職業としている者。[類語]刺客・ヒットマン
ぎじゅつ‐や【技術屋】
- デジタル大辞泉
- 「技術者」に同じ。多く、軽蔑や謙遜の意を込めて使われる語。
ラウ‐や【ラウ屋】
- デジタル大辞泉
- キセルのラウの手入れや交換を職業とする人。ラオ屋。[補説]「羅宇屋」と当てて書く。
クリック‐や【クリック屋】
- デジタル大辞泉
- クリック課金型広告を設定したウェブサイトや動画共有サービスなどにおいて、クリック回数の水増しを請け負う者。報酬として、依頼主が得た広告料の…
はん‐や【版屋/板屋】
- デジタル大辞泉
- 版木を彫ることを職業とする人。また、その店。版木屋。
しば‐や【芝屋/芝▽居】
- デジタル大辞泉
- しばい。また、しばい小屋。「貴様一人―へ行くなんて」〈漱石・明暗〉
はく‐や【×箔屋】
- デジタル大辞泉
- 金・銀などの箔を製造し、販売する人。また、その店。箔打ち。
にぎり‐や【握り屋】
- デジタル大辞泉
- 金銭をためこむばかりで出し惜しむ人。[類語]けち・吝嗇りんしょく・しみったれ・しわい・渋い・しょっぱい・細かい・みみっちい(けちな人)けちん…
てらだ‐や【寺田屋】
- デジタル大辞泉
- 京都市伏見区の宿屋。幕末の寺田屋事件で知られる。のち、鳥羽伏見の戦いで焼失したが再建された。
よび‐や【呼(び)屋】
- デジタル大辞泉
- 1 海外から芸能人などを呼んで興行する職業の俗称。また、その人。プロモーター。2 江戸時代、京坂地方で、囲い女郎を呼び迎えた小楼。揚屋より格…
りくつ‐や【理屈屋】
- デジタル大辞泉
- 何かと理屈を言いたてる人。
ぼろ‐や【襤=褸屋】
- デジタル大辞泉
- 1 ぼろを売買する職業。また、その店。2 (「襤褸家」とも書く)老朽化していたんでいる家。[類語]あばら家・バラック・小屋・廃屋・廃家・茅屋・…
常徳屋
- デジタル大辞泉プラス
- 大分県、有限会社常徳屋酒造場が製造する麦焼酎。
清水屋
- デジタル大辞泉プラス
- 株式会社清水屋が展開するスーパーマーケットのチェーン。主な出店地域は愛知県。
首屋
- デジタル大辞泉プラス
- 古典落語の演目のひとつ。「首売り」とも。
駅屋
- 防府市歴史用語集
- 奈良・平安時代に、道に30里(約16km)ごとに置かれた施設です。駅ごとに一定の数の馬が置かれ、それを利用して使いが移動していました。ま…
若竹屋
- デジタル大辞泉プラス
- 福岡県、合資会社若竹屋酒造場の製造する日本酒。全国新酒鑑評会で金賞の受賞歴がある。
身投げ屋
- デジタル大辞泉プラス
- 古典落語の演目のひとつ。上方ばなしを基に、柳家金語楼が創作したもの。
棒屋
- デジタル大辞泉プラス
- 古典落語の演目のひとつ。上方種。「棒屋正助」とも。
街かど屋
- デジタル大辞泉プラス
- 株式会社ライフフーズが展開する和食店のチェーン。
記憶屋
- デジタル大辞泉プラス
- 京谷(きょうや)の小説。第22回日本ホラー小説大賞にて読者賞を受賞。
下宿屋 (げしゅくや)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 部屋代,食事代などを受け取って,契約期間中,他人に部屋を提供することを業とする家。東京大学が形態を整えた1877年ごろから,故郷を離れて,東京…
大坂屋
- デジタル大辞泉プラス
- 歌舞伎役者の屋号のひとつ。藤川八蔵、藤川友吉などが使用。
中島屋
- デジタル大辞泉プラス
- 歌舞伎役者の屋号のひとつ。中島三甫右衛門(みほえもん)、中島勘左衛門などが使用。
播磨屋
- デジタル大辞泉プラス
- 歌舞伎役者の屋号のひとつ。中村吉右衛門、中村歌六、中村又五郎などが使用。初代歌六が播磨屋作兵衛の養子であったことにちなむ。
升田屋
- デジタル大辞泉プラス
- 歌舞伎役者の屋号のひとつ。市川寿美蔵などが使用。
掛屋 (かけや)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 江戸時代,大坂で諸藩の蔵屋敷に属して公金出納を担当した町人。17世紀後半以降,西日本や北陸の諸藩は大坂に蔵屋敷を設けて,ここへ蔵米を大量に回…
鋳掛屋 (いかけや)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 鋳掛けは鋳物技術の一手法で,なべ,釜など銅・鉄製器物の破損を同質の金属,またははんだの一種である白鑞(しろめ)を溶かして継ぎ掛けることであ…
土佐屋
- 日本の企業がわかる事典2014-2015
- 正式社名「株式会社土佐屋」。英文社名「TOSAYA CO., LTD.」。卸売業。大正2年(1913)前身の「加藤覚次郎商店」創業。昭和23年(1948)「株式会社土佐屋…
銘酒屋 (めいしゅや)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 明治~昭和時代の私娼(ししよう)屋の一形態。飲酒店を装いながら,数名の私娼を抱えて店裏の小部屋で売春させた。1885年ころ横浜で外国人相手に開…
飯屋 (めしや)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 飯や惣菜で手軽に食事をさせる店。飯を丼などに盛切りにしたので,一膳飯屋とも呼んだ。江戸では明暦の大火(1657)後,浅草金竜山(待乳(まつち)…
おくり【屋裡】
- 改訂新版 世界大百科事典
おくり【屋裏】
- 改訂新版 世界大百科事典