くさり‐がま【鎖釜】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 鎖の間(ま)の茶席の炉の鎖にかける釜。[初出の実例]「弓台には、かけ釜か、くさり釜よし」(出典:南方録(17C後)台子)
くさり‐さんご【鎖珊瑚】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 床板(しょうばん)サンゴの一種。古生代のオルドビス紀からシルル紀にかけて世界的に繁殖した。重要な示準化石。ハリシテス。〔英和和英地…
くさり‐しころ【鎖錣】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 兜(かぶと)の錣(しころ)をくさり製にしたもの。[初出の実例]「安藤と言ふ者、荒皮の黒鎧に、鏁しころの甲に鍬形打ってきたりけるが」(出…
くさり‐ぢょうちん(‥ヂャウチン)【鎖提灯】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 持ち歩くとき便利なように、開閉装置に鎖を用いた箱提灯。[初出の実例]「刃(やいば)薄を風の浪籍〈言水〉 鍍挑灯(クサリぢゃうちん)月ま…
くさり‐ベルト【鎖ベルト】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( ベルトは[英語] belt ) 動力伝達用のベルトとして用いる鎖。鎖のピッチと同じピッチを有する歯車にかみ合わせて回転させる。自転車のチ…
こきゅう‐さ(コキフ‥)【呼吸鎖】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 酸素呼吸をする生物で、ミトコンドリアの内にある、呼吸にかかわる酵素の系列。呼吸酵素系。
かけ‐ぐさり【懸鎖】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 その先端を物に引っかけるようにしてある鎖。
さ‐いん【鎖陰】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 処女膜、膣、頸管が先天的あるいは後天的に閉鎖している病気。月経の出場所がなくて下腹部痛や頭痛、めまいなどの症状を呈する。性器閉鎖…
鎖編み くさりあみ
- 日中辞典 第3版
- 〈裁縫〉锁链状花样的织法suǒliànzhuàng huāyàng de zhīfǎ.
とう‐さ〔タウ‐〕【糖鎖】
- デジタル大辞泉
- ぶどう糖などの糖がグリコシド結合した化合物。結合する糖の数は最小二つから最大数万までさまざま。生体内のたんぱく質や脂質と結合し、細胞どうし…
呼吸鎖 こきゅうさ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 酸素呼吸をしている生物では、有機物中の水素は終局的には酸素により酸化されて水になるが、このとき、有機物中の水素が直接酸素によって酸化される…
きんぐさり【金鎖】
- 改訂新版 世界大百科事典
鎖連歌 くさりれんが
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 連歌の各句を長句と短句と交互に鎖のように連ねていく意味で,短連歌から長連歌へ移行しはじめた頃の長連歌の名称。『袋草紙』に出ている。現存作品…
【囚鎖】しゆうさ
- 普及版 字通
- 禁錮。字通「囚」の項目を見る。
【鎖押】さおう
- 普及版 字通
- 護送。字通「鎖」の項目を見る。
【鎖固】さこ
- 普及版 字通
- 錠かけ。字通「鎖」の項目を見る。
【鎖愁】さしゆう
- 普及版 字通
- 沈みこむ。字通「鎖」の項目を見る。
【鎖庁】さちよう
- 普及版 字通
- 試院。字通「鎖」の項目を見る。
鎖 常用漢字 18画 (旧字) 18画 (異体字) 19画
- 普及版 字通
- [字音] サ[字訓] くさり・とざす・かけがね[説文解字] [字形] 形声声符は(さ)。は小さな貝を綴り、鎖状をなすものをいう。〔説文新附〕十四上に「鐵…
くさり‐がね【鎖金】
- デジタル大辞泉
- 金属製の鎖。くさり。「この太刀にて―を打ち切って」〈盛衰記・四〇〉
くさり‐さんご【鎖×珊×瑚】
- デジタル大辞泉
- 床板しょうばんサンゴ類の一。オルドビス紀からシルル紀の示準化石。筒状の個体が横につながり、横断面は鎖状に見える。ハリシテス。
くさり‐ぬい〔‐ぬひ〕【鎖縫い】
- デジタル大辞泉
- 日本刺繍ししゅうで、表面に鎖状に縫い目をつくる刺し方。チェーンステッチ。
さ‐いん【鎖陰】
- デジタル大辞泉
- 処女膜・膣ちつ・子宮頸管しきゅうけいかんが閉鎖している状態。先天性の場合が多い。
かん‐さ〔クワン‐〕【関鎖】
- デジタル大辞泉
- 門戸の錠や鍵。また、門や戸のしまり。「北門の―を守り」〈染崎延房・近世紀聞〉
もじ‐ぐさり【文字鎖】
- デジタル大辞泉
- 1 和歌などの修辞法の一。句の終わりの文字を次の句の頭に置いて、鎖のように続けていくもの。仮名鎖。また、定められた語句を1音ずつ各句の頭にお…
ひょうご‐ぐさり〔ヒヤウゴ‐〕【兵庫鎖/兵庫×鏁】
- デジタル大辞泉
- ⇒兵具鎖ひょうぐぐさり
相補鎖
- 栄養・生化学辞典
- 二本鎖のDNAの互いの鎖.
鎖伝動 くさりでんどう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 鎖を環状にして伝動車に巻き付け、2軸間の運動伝達を行うこと。チェーン伝動ともいう。鎖を掛ける車は、鎖がかみ合う歯をもっている。これをスプロケ…
鎖陰 さいん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 子宮腟腔(ちつくう)に閉鎖のおこったもので、まれな性器の形態異常の一つ。先天性発育障害によるものと、小児期における麻疹(ましん)やジフテリアな…
そく‐さ【側鎖】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 鎖状化合物で主鎖から分枝している炭素鎖。環式化合物では、環についている脂肪族の炭素鎖をいう。〔稿本化学語彙(1900)〕
そく‐さ【測鎖】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 距離を測量するのに用いる鉄製の鎖。測量の便のために、一メートルごとに真鍮(しんちゅう)の小片を付けてある。測鏈(そくれん)。〔五国対…
主鎖 シュサ main chain
- 化学辞典 第2版
- 【Ⅰ】高分子化合物の構造の骨格をなす分子鎖のこと.その骨格は,炭素原子間の結合によるものが多いが,炭素原子のかわりに酸素原子,窒素原子,硫黄…
鎖陰 さいん Gynatresia (女性の病気と妊娠・出産)
- 六訂版 家庭医学大全科
- どんな病気か 鎖陰(腟閉鎖(ちつへいさ))は、前述の処女膜閉鎖に腟横隔膜(ちつおうかくまく)、腟狭窄(ちつきょうさく)を加えた総称です。 胎児発…
くさりぐるま【鎖車】
- 改訂新版 世界大百科事典
くさりぬい【鎖繡】
- 改訂新版 世界大百科事典
くさりのこ【鎖鋸】
- 改訂新版 世界大百科事典
しゅ‐さ【主鎖】
- デジタル大辞泉
- 鎖式化合物の主要な炭素鎖。一般に、炭素数が最大となる幹にあたる部分を指す。→側鎖
エッチ‐さ【H鎖】
- デジタル大辞泉
- 《Hはheavy(重い)の頭文字》⇒重鎖
エル‐さ【L鎖】
- デジタル大辞泉
- 《Lはlight(軽い)の頭文字》⇒軽鎖
うた‐ぐさり【歌鎖】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 最初の和歌の第五句の末尾の文字で始まる歌を、次々に詠み続け、または、言い続ける遊戯。最初の和歌の下の句の頭の文字の場合もある。→…
いた‐ぐさり【板鎖】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 多数の板金を目釘(めくぎ)で連続した鎖。工作機械、自動車、オートバイなどの動力の伝達に用いる。くさりベルト。いたがねくさり。
金鎖 (キングサリ)
- 動植物名よみかた辞典 普及版
- 学名:Laburnum anagyroides植物。マメ科の落葉小高木,園芸植物
さ‐じょう(‥ジャウ)【鎖攘】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「さこうじょうい(鎖港攘夷)」の略 ) 港を閉鎖し、外国船を打ちはらって、外国との交際を絶つこと。〔布令必用新撰字引(1869)〕[初…
くさり‐がね【鎖金】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =くさり(鎖)①[初出の実例]「太刀にて、鎖金(クサリカネ)を打ち切って遁れ給ひけり」(出典:源平盛衰記(14C前)四〇)
くさり‐ぐるま【鎖車】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =くさりはぐるま(鎖歯車)
くさり‐でんどう【鎖伝動】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 鎖と鎖歯車によって、二軸間に動力を伝達する装置。鎖歯車の歯の一つ一つに、鎖のリンクを連結しているピン、またはころを引っかけて動力…
くさり‐ばかま【鎖袴】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 小袴の表面を鎖の網目で覆ったもの。また、袷(あわせ)の袴の表と裏の間に鎖を入れたものもある。[初出の実例]「そうじていくさには、くさ…
【緘鎖】かんさ
- 普及版 字通
- とざす。字通「緘」の項目を見る。
【鎖匙】さし
- 普及版 字通
- かぎ。字通「鎖」の項目を見る。
【鎖鬚】さしゆ
- 普及版 字通
- 鎖須。字通「鎖」の項目を見る。