ささめき‐ごと【私語】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ひそひそばなし。内証話。ささめごと。ささやきごと。[初出の実例]「あやしく、うちうちにのたまはする御ささめき事どもの、おのづからひ…
しわ【皺】 伸((の))ぶ
- 精選版 日本国語大辞典
- しわがのびる。老人の心が若がえる。心がはればれする。心がなぐさむ。[初出の実例]「あま君をばおなじくはおいのなみのしはのぶばかりに人めかしく…
お・る【愚・痴】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 自動詞 ラ行下二段活用 〙 おろかになる。ぼける。痴(し)れる。[初出の実例]「さらに、かばかりすくすくしう、おれて年経る人は、類あらじかし」(…
かたわら‐いた(かたはら‥)【傍痛】
- 精選版 日本国語大辞典
- ( 形容詞「かたわらいたい」の語幹 ) 気がもめること。気の毒なこと。笑止なこと。詠嘆的に使われることが多い。[初出の実例]「あなかたはらいたや」…
おしけ・し(をしけし)【惜】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 形容詞ク活用 〙 ( 「おしけく」をさらに形容詞に活用させたもの ) =おしい(惜)[初出の実例]「紫のゆゑに心をしめたれば淵に身なげん名やはを…
くみ‐はか・る【汲量・酌量】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 他動詞 ラ行四段活用 〙 心中を推量する。斟酌(しんしゃく)する。[初出の実例]「聞え給を、深うもくみはかり給はぬなめりかしと、つらう思ひ聞え…
くゆり‐かか・る【燻掛】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 煙や匂いなどが、ゆっくりと近づいておおいかかる。[初出の実例]「いみじく匂ひ満ちて、顔にもくゆりかかる心地するに、…
かくろえ‐ごと(かくろへ‥)【隠事】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 人に知られないようにしてする事。秘密。かくしごと。[初出の実例]「忍び給けるかくろへごとをさへ、語りつたへけむ、人の物言ひさがなさ…
そち【帥】 の 宮((みや))
- 精選版 日本国語大辞典
- 帥(大宰府の長官)である親王の呼び名。また、その住まう御殿。[初出の実例]「めしありて、内のおとど・権中納言、参り給ふ。その日そちの宮も参り…
そば‐つき【側付】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 かたわらから見た様子。外観。[初出の実例]「臨時のもてあそび物の、その物とあとも定まらぬは、そはつきざればみたるも、げにかうもしつ…
そら‐なやみ【空悩】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 わざと気分の悪いような様子をすること。いつわって病気のようなふりをすること。[初出の実例]「やうやう夜更け行くほどに、いたうそらな…
ひき‐かえ・る(‥かへる)【引帰】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 引き下がって帰る。身を引いてもどる。引き返す。[初出の実例]「ここもとに木丁をそへたてたるあなくちをしと思てひきか…
ひき‐さ・く【引避】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 他動詞 カ行下二段活用 〙 引きはなす。退いて避ける。はばかって避ける。[初出の実例]「これかれとあまたを、御ましのあたりひきさけつつさぶら…
ふき‐まどわ・す(‥まどはす)【吹惑】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 他動詞 サ行四段活用 〙 風が激しく吹いて正常な状態を失わせる。強く吹いて物を乱す。ふきまよわす。[初出の実例]「さと吹く風に、燈籠もふきま…
なさけ【情】 を=交((か))わす[=通((かよ))わす]
- 精選版 日本国語大辞典
- 情愛をかわす。思いをかけ合う。愛し合う。親しみ合う。[初出の実例]「さすがになさけをかはし給ふかたがたは、誰も久しくとまるべき世にはあらざな…
なさけなさけ‐し【情情】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 形容詞シク活用 〙 情のあるさまである。情愛や思いやりが深い。なさけし。[初出の実例]「さしも思されぬこと、なさけなさけしう、聞えなし給ふこ…
なし‐い・ず(‥いづ)【為出・成出】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 他動詞 ダ下二段活用 〙 引き立てて昇進させる。なりあがらせる。なしあぐ。[初出の実例]「右近のぞう解けて御供に下りしをぞ、とりわきてなしい…
そう【左右】 の 大将((たいしょう))
- 精選版 日本国語大辞典
- 左近衛大将と右近衛大将。左右の近衛府の長官。[初出の実例]「例の、つどひ給ふ。左右大将、さる御なからひにて、まゐり給へば、すけたちなど、いど…
つい【終】 の 事((こと))
- 精選版 日本国語大辞典
- 最後にはかならずそうなること。いつかはそうなること。[初出の実例]「京へ帰り給べき宣旨下る。つゐのことと思ひしかど、〈略〉いかになり果つべき…
たび‐すがた【旅姿】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 旅のよそおい。旅装束を付けたすがた。[初出の実例]「船路(ふなみち)のしわざとて、少し黒みやつれたるたびすがた、いとふつつかに、心づ…
はばかり‐がお(‥がほ)【憚顔】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 形動 ) はばかるような顔つき、様子。いかにも遠慮している様子。また、そのさま。[初出の実例]「はばかりがほにも、もてなし給はず」(…
なま‐こころぐるし【生心苦】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 形容詞シク活用 〙 ( 「なま」は接頭語 ) なんだか心苦しい。なんとなく気苦労である。[初出の実例]「なま心ぐるしう、さまざまおぼし乱る」(出典…
みみ‐ふ・る【耳旧】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 自動詞 ラ行上二段活用 〙 いつも聞いていて珍しく感じなくなる。耳なれる。[初出の実例]「時々につけてこそ、興ある朝夕の遊びに、みみふり、目…
み‐ゆる・す【見赦】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 他動詞 サ行四段活用 〙 見てゆるす。見てとがめないでおく。みのがす。看過する。[初出の実例]「まだ世なれぬ人うちかしづかれたるをみゆるし給…
もの‐うじ【物倦】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「ものうんじ」の撥音「ん」の無表記 ) =ものうんじ(物倦)[初出の実例]「哀と思し人のものうしして、はかなき山里に隠れ居にけるを…
もの‐ごわ・し(‥ごはし)【物強】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 形容詞ク活用 〙 ( 「もの」は接頭語 ) 何となくかた苦しい。何となくうちとけない。[初出の実例]「すくよかにいひて、ものごはきさまし給へれば…
ものなれ‐よ・る【物馴寄】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 物なれて近くに寄る。なれ親しんで寄る。なじむ。[初出の実例]「いとあしかるべきことと思ひ知りて、物なれよる事もなか…
もの‐めで【物愛】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 物事に深く心を動かされること。ひどく感動してほめること。[初出の実例]「さすがに思し咎(とが)むるこそなど古体の人どもは物めでをしあ…
よ‐がたり【世語】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 世間の語りぐさ。世間話。世間の評判。[初出の実例]「おのづから人のをかしき事に語り伝へつつ、次々に聞きもらしつつ、ありがたきよかた…
わかんどおり‐ばら(わかんどほり‥)【わかんどおり腹】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 わかんどおりの女の腹に生まれたこと。また、その人。わこうどおりばら。[初出の実例]「女は、女御と、いまひと所なむおはしける、わかん…
めでた
- 精選版 日本国語大辞典
- ( 形容詞「めでたい」の語幹 ) めでたいこと。多く感動表現に用いる。[初出の実例]「いといかめしき御いきほひなるを、〈略〉いで、あなめでたの我親…
ゆくつき‐の【行月の】
- 精選版 日本国語大辞典
- 枕 空を行く月が入るというところから、「入る」と同音を含む地名「いるさの山」にかかる。[初出の実例]「里わかぬ影をば見れどゆく月のいるさの山を…
まくら【枕】 を 結((むす))ぶ
- 精選版 日本国語大辞典
- 枕にするために草をたばねてむすぶ。野宿をする。旅寝をする。まくらゆう。[初出の実例]「秋の野の草のしげみはわけしかどかりねのまくらむすびやは…
わけ‐と・る【分取】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 他動詞 ラ行四段活用 〙 一部をわけてとる。また、すこしずつわけてとる。[初出の実例]「髪、いとうるはしう長かりけるが、分けとりたるやうにて…
われは‐がお(‥がほ)【我顔】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 自分こそは、という思い上がった顔つき。自慢そうな様子。うぬぼれたさま。われはきそく。[初出の実例]「われはがほにて家のう…
競泳の五輪代表選考
- 共同通信ニュース用語解説
- 個人種目は日本選手権の決勝で、日本水連が定める派遣標準記録を突破し、2位以内に入れば代表に決まる。100メートル、200メートル自由形の4位までと…
ヤネッテ オッテセン Jeanette Ottesen 水泳
- 最新 世界スポーツ人名事典
- 水泳選手(自由形・バタフライ)生年月日:1987年12月30日国籍:デンマーク別名等:本名=Gray Jeanette Ottesen経歴:2004年アテネ五輪競泳女子50メー…
こしかた【来し方】 行先((ゆくさき))
- 精選版 日本国語大辞典
- ① 過ぎて来た方向とこれから行く方向。こしかたゆくすえ。② 過去と未来。あとさきのこと。こしかたゆくすえ。[初出の実例]「うみのおもて、うらうら…
文書通信交通滞在費 ぶんしょつうしんこうつうたいざいひ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 給与やボーナスにあたる議員歳費(年間約2200万円)とは別に、国会議員に毎月100万円支給される公費の旧称。2022年(令和4)、調査研究広報滞在費に…
チェン・クン 陳 坤 Chen Kun
- 現代外国人名録2016
- 職業・肩書俳優国籍中国生年月日1976年2月4日出生地四川省重慶別名英語名=Aloys学歴北京電影学院表演系〔2000年〕卒経歴中学卒業後、1995年東方歌舞…
0011ナポレオン・ソロ
- デジタル大辞泉プラス
- アメリカ制作のテレビドラマ。原題は《The Man from U.N.C.L.E.》。放映はNBC局(1964~1968年)。ふたりの国際機関エージェントの活躍を描くスパイ…
天老爷 tiānlǎoye
- 中日辞典 第3版
- ⇀lǎotiānyé【老天爷】
margin of decrease
- 英和 用語・用例辞典
- 減少幅 落込み幅margin of decreaseの用例The margin of decrease in the GDP in the April-June period was as large as that for the July-Septemb…
みだれ‐お・る【乱織】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 他動詞 ラ行四段活用 〙① 模様を入り乱れたように織る。[初出の実例]「よしあるからくさをみだれをれるも」(出典:源氏物語(1001‐14頃)玉鬘)② …
うしろ‐む・く【後向】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 自動詞 カ行五(四) 〙① 後方に向く。こちらに背中を向ける。そむく。うしろす。[初出の実例]「はづかしうおぼいてうしろむき給へり」(出典:源…
たま【玉】 の 箱((はこ))
- 精選版 日本国語大辞典
- ① 玉で飾った箱。美しい箱。[初出の実例]「恋しさのなくさめがたきかたみにてなみだにくもる玉のはこかな」(出典:源氏物語(1001‐14頃)夕霧)② =た…
し‐じゅう(‥ジフ)【四十】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 数の名。一〇を四倍したもの。よそ。よんじゅう。[初出の実例]「祿(ろく)の唐櫃(からびつ)四十つらつづけて立てたり」(出典:源氏物語(…
ちよ【千代】 の 春((はる))
- 精選版 日本国語大辞典
- ① 千年もの後の春。[初出の実例]「千代の春みるべき花といのりおきて我が身ぞ雪とともにふりぬる」(出典:源氏物語(1001‐14頃)幻)② 千年までもと末…
はる【春】 の 光((ひかり))
- 精選版 日本国語大辞典
- ① 春の陽光。また、春の気分が漂う景色。春光。[初出の実例]「いづことも春のひかりはわかなくにまたみ吉野の山は雪ふる〈凡河内躬恒〉」(出典:後撰…
なに‐ごこち【何心地】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① どのような気持。[初出の実例]「惜しむから恋しきものを白雲のたちなん後はなに心ちせん〈紀貫之〉」(出典:古今和歌集(905‐914)離別…