わび‐びと【侘人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 悲しみに沈んでいる人。困り悩んでいる人。わびにん。[初出の実例]「ははがおもひにてよめる 神な月しぐれにぬるるもみぢばはただわび人…
ぶんだん‐じん【文壇人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 作家・批評家などの社会に属している人。文壇を構成する人。[初出の実例]「吾々の周囲━文壇人なんてもっとひどいものかも知れないからね…
へんしゅう‐にん(ヘンシフ‥)【編集人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 編集著作物の責任者。編集の名義人。[初出の実例]「近頃法庭頻りに誹謗を以て編輯人を罰す」(出典:朝野新聞‐明治八年(1875)八月二二日)
まん‐にん【万人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 よろずの人。多くの人。ばんにん。[初出の実例]「なんし五人ともに、みめかたちげいのふ、まん人にすぐれたり」(出典:御伽草子・文正草…
ぼう‐じん(バウ‥)【亡人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 出奔して他国にある人。亡命者。〔春秋左伝‐僖公九年〕② 死んだ人。故人。死者。亡者。もうじん。[初出の実例]「古記云。問。絶戸亡人存…
ムーア‐じん【ムーア人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( ムーアはMoor )① 七、八世紀ごろイベリア半島を征服したアラブ人、ベルベル人混成のイスラム軍の呼称。② ヨーロッパ人が北西アフリカ(…
めいぎ‐にん【名義人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 権利者または法律上の行為者などとして、表面上名前を出している人。[初出の実例]「共有地の名儀人にも成ってゐた」(出典:刑余の叔父(1…
めし‐うど【召人・囚人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ⇒めしゅうど(召人)
よそ‐びと【余所人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 よその人。関係のない人。無縁の人。他人。[初出の実例]「よそ人に聞き見むだにあるに、えせきあへ給はず」(出典:宇津保物語(970‐999頃…
ゆめ‐びと【夢人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 夢に見た人。夢の中で会う人。[初出の実例]「今は帰らん徒波の、夜こそ契れ夢びとの、開けて悔やしき浦島が、親子の契り朝潮の」(出典:…
や‐たり【八人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 人の数八つ。はちにん。[初出の実例]「むかしの仏のやたりの王じ」(出典:今鏡(1170)三)
やまと‐びと【大和人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 日本人。[初出の実例]「天竺の梵語なれば、大和人(ヤマトビト)の聞知ことなし」(出典:御伽草子・猫の草紙(江戸初))② 大和国(奈良県…
ばん‐じん【万人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 すべての人。ばんにん。[初出の実例]「万人(バンジン)保安の方法上、已むを得ない事と」(出典:裸に虱なし(1920)〈宮武外骨〉悪に報ゆ…
ひきゅうど(ひきうど)【低人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ⇒ひきうど(低人)
ひだ‐ひと【飛騨人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 飛騨国(岐阜県北部)の人。特に、飛騨の大工、飛騨工(ひだたくみ)。飛騨彦。[初出の実例]「斐太人(ヒダひと)の真木流すといふ丹生(にふ)…
ひと‐あいさつ【人挨拶】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 人との応対。人のもてなし。人あしらい。[初出の実例]「長髄彦を踏みのばして人挨拶(ひとアイサツ)」(出典:浮世草子・諸道聴耳世間猿(1…
ひと‐あつめ【人集】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 人を集めること。集会。会合。[初出の実例]「人あつめをして誹謗するぞ」(出典:史記抄(1477)五)② 特に、興行者や香具師(やし)などが…
ひと‐いきれ【人熱】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 人が多く集まって、からだの熱やにおいでむんむんすること。[初出の実例]「蠢動してゐる群集の生温かい人いきれが」(出典:刺青(1910)…
ひと‐いれ【人入】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 雇い人などを周旋すること。また、それを業とした人。[初出の実例]「人足(ヒト)いれにすると能い金まうけだ」(出典:滑稽本・客者評判記…
ひと‐おと【人音】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 人のいる気配の物音。また、人の来る音。[初出の実例]「朝日照る島の御門におほほしく人音(ひとおと)もせねばまうら悲しも」(出典:万葉…
ひと‐ごと【人毎】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 どの人もみな。誰も彼も。各人。[初出の実例]「比等期等(ヒトゴト)に折り挿頭(かざ)しつつ遊べどもいやめづらしき梅の花かも」(出典:万…
ひと‐せせり【人&JISF34B;】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 人をもてあそぶこと。人をせせること。[初出の実例]「人せせりして 口ききて」(出典:児教訓(15C後‐16C初か))
ひと‐だすけ【人助】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 他人が困ったり苦しんだりしているのを救うこと。また、その行為や恩恵。[初出の実例]「是れからは人助(ヒトダス)けなりと〈略〉瞬く内に…
ひと‐だまい(‥だまひ)【人給】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「ひとたまい」とも )① 高位の人が下の人々に物を与えること。また、そのもの。[初出の実例]「又人給乃菖蒲進登申」(出典:延喜式(927…
ひと‐だまい【人溜】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「ひとだまり(人溜)」の変化したものとも、「ひとだまい(人給)」の誤用ともいう ) =ひとだまり(人溜)〔日葡辞書(1603‐04)〕
ひと‐だまり【人溜】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 人が集まっていること。人が集まって控えること。また、その場所。控室。ひとだまい。〔日葡辞書(1603‐04)〕[初出の実例]「何かの遊び…
ひと‐ぢか【人近】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 形容動詞ナリ活用 〙 人の近くにあるさま。また、いるさま。人の気配が近くにするさま。[初出の実例]「草木などは、〈略〉人ぢかにて」(出典:宇…
ひと‐づくり【人作・人造】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 人材を育成すること。[初出の実例]「根は、今日やかましい人造りでも忘れてはならない人間のシンであり、根性であり」(出典:彼の歩んだ…
ひと‐と‐なり【為人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 生まれつき。生来のたち。性質。さが。もちまえ。[初出の実例]「男大迹王、性(ヒトトナリ)、慈仁(めくみ)ありて」(出典:日本書紀(720…
ひと‐ほけん【人保険】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 人間に対してかけられる保険。生命保険・傷害保険など。じんほけん。
ひと‐まじり【人交】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =ひとまじわり(人交)[初出の実例]「百年千年生きる迚人まじりもならねば、天地の内にはすまれぬ」(出典:浄瑠璃・山崎与次兵衛寿の門…
ひと‐ます【人枡】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 人をいっぱいに入れて、およその人数をはかったり、はみ出した者を除外したりするために設けられた枡形。軍勢を数えたりした。[初出の実…
ひと‐めかし【人めかし】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 形容詞シク活用 〙 ( 「めかし」は接尾語。動詞「ひとめく(人━)」の形容詞化 )① 俗世間の人らしく見える。人間くさい。[初出の実例]「入道の宮…
ひと‐よし【人好】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 おとなしくて気がよく、他人にさからわない性格。また、そういう人。好人物。おひとよし。[初出の実例]「況して好人物(ヒトヨシ)の嫁御寮…
ひとよせ‐せき【人寄席】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 人を寄せ集めて、講談、落語、音曲、相撲などを興行する所。ひとよせ。ひとよせ場。よせせき。よせ。〔俚言集覧(増補)(1899)〕
ひとよせ‐ば【人寄場】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =ひとよせせき(人寄席)[初出の実例]「到る処の人寄せ場に於ては、五人十人の顧客に遭遇せざるはなし」(出典:風俗画報‐二四二号(1901…
ひと‐わらえ(‥わらへ)【人笑】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 形動 ) =ひとわらわれ(人笑)[初出の実例]「音に泣けば人わらへなり呉竹の世にへぬをだに勝ちぬと思はむ〈よみ人しらず〉」(出典:後…
ひと‐わらわせ(‥わらはせ)【人笑】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 他人を笑わせるようなばかげた行為や姿。また、そのようなさま。[初出の実例]「ハンケチで咽喉を緊め、鬱陶敷を耐へて眼鏡を掛…
ネアンデルタールじん ネアンデルタール人
- 小学館 和伊中辞典 2版
- uomo(男)[複uo̱mini]di Neanderthal
うくらいなじん【ウクライナ人】
- 改訂新版 世界大百科事典
うどむるとじん【ウドムルト人】
- 改訂新版 世界大百科事典
アジア人 (アジアじん)
- 改訂新版 世界大百科事典
- →人種
ヨーロッパ人 (ヨーロッパじん)
- 改訂新版 世界大百科事典
- →人種
よばんじん【夜番人】
- 改訂新版 世界大百科事典
イオニア人 いおにあじん Ionians
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 古代ギリシア民族の一分派。古伝承ではギリシア人の祖ヘレンHellenの孫イオンIonを祖先とする人々とされ、ドーリス人の侵入に際して「イオニア最古の…
周作人 しゅうさくじん / チョウツオレン (1885―1967)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 中国の散文作家。啓明、知堂などの別号のほか多くの筆名がある。浙江(せっこう/チョーチヤン)省紹興(しょうこう/シャオシン)の人。兄魯迅(ろじん/…
周辺人 しゅうへんじん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- →マージナル・マン
チェコ人 ちぇこじん Czech 英語 Čech チェコ語
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- チェコ共和国の主要民族で、おもにボヘミア、モラビアに住む西スラブ人。人口は約972万人(チェコ全人口の94.4%、2000)を数える。そのほかオースト…
タスマニア人 たすまにあじん Tasmanians
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- オーストラリア大陸の南東に位置するタスマニア島の先住民。1876年に絶滅した。[編集部][参照項目] | タスマニア
ジョルジア人 ジョルジアじん
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