…日本中世の歴史用語。人給(にんきゆう)とも呼ばれ,中世の荘園制社会のもとで荘官などに対し,職務の報酬として与えられた一定の土地を意味する。これらの給田畠は年貢・公事が免除される除田(じよでん)で年貢・公事は給主の手に入り,地頭給田の場合には地頭がその土地の下地進止権をもったといわれる。…
…次が〈仏神田〉であって,荘内の神社・仏寺の経営・行事のための費用を書きあげる。その次が〈人給〉と称する項目で,荘園における諸代官の給分などが含まれる。以上が一般的なものであるが,荘園の事情により〈井料〉などの灌漑費がこれに含まれる場合が多い。…
※「人給」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
乞巧奠〈公事十二ケ月絵巻〉〘 名詞 〙 陰暦七月七日の行事。乞巧は技工、芸能の上達を願う祭。もと中国の行事であるが、日本でも奈良時代以来、宮中の節会(せちえ)としてとり入れられ、在来の棚機津女(たなば...