「カルデラ」の検索結果

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カルデラ‐こ【カルデラ湖】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 カルデラ内部に水がたまってできた湖。湖水の清澄度が高く、水深が深い。摩周湖、十和田湖、田沢湖など。[初出の実例]「我が国には〈略〉…

カルデラ caldera

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
火山活動によって火山体に生じた凹地。噴火時にできた火口とは区別され,火口よりも大きい。スペイン語で大鍋の意味。内側は急崖で,外側は緩斜面か…

子持カルデラ

岩石学辞典
大きなカルデラの内部に小さなカルデラがあるもの[Daly : 1933].カルデラが二重,三重に組み重なっているもの[渡辺編 : 1935].数個のカルデラ…

カルデラ かるでら caldera

日本大百科全書(ニッポニカ)
火山地域に存在する直径1.5キロメートル以上の窪地(くぼち)。地下に空洞ができて陥没した結果生じる陥没カルデラ、火山爆発で火口壁や火道上部が大規…

ウルトラプリニーしき‐ふんか〔‐フンクワ〕【ウルトラプリニー式噴火】

デジタル大辞泉
カルデラの形成と大量の噴出物を伴う大規模な噴火。火山噴火のうち最大級のもので、破局的噴火、カルデラ噴火の通称もある。インドネシアのタンボラ…

カルデラ

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( [スペイン語] caldera ) 火山中央部にある直径数キロメートル以上の鍋状のくぼ地。爆発による円錐火山頭部の飛散、あるいは大量のマグ…

火口原湖 かこうげんこ

日本大百科全書(ニッポニカ)
複式火山の外輪山の内側に発達するカルデラ内の平坦(へいたん)な部分(火口原)に局所的に水をたたえて生じた湖。カルデラの一部、カルデラ壁と中央…

カルデラ caldera

改訂新版 世界大百科事典
目次  カルデラの分類  カルデラと人間の生活大型の火山性円形くぼ地をいう。原義はスペイン語で大鍋。地下からマグマが上昇する通路(火道)が…

火口原湖 かこうげんこ atrio lake

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
カルデラあるいはカルデラ状の火山性陥没地の平坦部,外輪山や火口丘で囲まれてできた平坦部に水をたたえた湖。箱根芦ノ湖,榛名湖,赤城山大沼など…

カルデラ

岩石学辞典
地形学的には,大きな盆地で全部または部分的に壁があるものを指している.火山学者は,(1) 爆発カルデラ(explosion caldera),(2) 沈降カルデラ(…

カルデラ

知恵蔵
火山で見られる大型(直径約1km以上)の窪地で、多くは地面の陥没により形成された。窪地の底をカルデラ床、周辺の高まりを外輪山という。最大級の阿蘇…

カルデラ

百科事典マイペディア
火山体の中心部にできた噴火口よりはるかに大きな凹地形。一般に直径は数km〜数十km。多量の軽石質の火山砕屑(さいせつ)物の噴出の結果地下のマグマ…

ラバウルカルデラ らばうるかるでら Rabaul Caldera

日本大百科全書(ニッポニカ)
パプア・ニューギニア、ニュー・ブリテン島北東部にあるカルデラ火山。標高688メートル。傾斜の緩い斜面をもつ、おもに火砕流堆積(たいせき)物からな…

カルデラ‐こ【カルデラ湖】

デジタル大辞泉
カルデラ内に水がたまってできた湖。十和田湖・摩周湖など。

指宿カルデラ いぶすきかるでら

日本大百科全書(ニッポニカ)
鹿児島湾口の薩摩(さつま)、大隅(おおすみ)両半島の南部にまたがり、東西約25キロメートル、南北約12キロメートル、面積約325平方キロメートルのカル…

カルデラ 英 caldera

小学館 和伊中辞典 2版
〘地質〙caldera(女) ◎カルデラ湖 カルデラ湖 かるでらこ lago(男)[複-ghi]vulca̱nico[複-ci]

カルデラ湖 かるでらこ

日本大百科全書(ニッポニカ)
カルデラcaldera(火山性の火口状凹地で直径が約2キロメートルより大きいもの)の全部ないしは大半に水をたたえた湖。湖盆を形成するカルデラは陥没…

撤回カルデラ

岩石学辞典
→引退カルデラ

ネムルト‐こ【ネムルト湖】

デジタル大辞泉
《Nemrut Gölü》トルコ東部、ネムルトダウ(ネムルト山)にあるカルデラ湖。バン湖の西岸の都市タトバンの北郊に位置する。世界有数の規模のカルデラ…

あそ‐カルデラ【阿蘇カルデラ】

デジタル大辞泉
熊本県東部にあるカルデラ。面積約350平方キロメートル。阿蘇山の大噴火によって形成され、約9万年前に起きた4度目の大噴火によって、ほぼ現在の形状…

火山性コールドロン

岩石学辞典
カルデラ[Gregory : 1921]と同じ.コールドロンは一般にカルデラや火山構造性の陥没地形の総称で,円形の陥没地形または円筒形の陥没構造にも用い…

タール‐こ【タール湖】

デジタル大辞泉
《Taal Lake》フィリピン、ルソン島中南部にあるカルデラ湖。首都マニラの南約70キロメートルに位置する。南北約30キロメートル、東西20キロメートル…

阿寒摩周国立公園 あかんましゅうこくりつこうえん

日本大百科全書(ニッポニカ)
北海道東部、釧路(くしろ)総合振興局管内の北部を中心に一部オホーツク、十勝(とかち)両総合振興局、根室振興局管内に及ぶ国立公園。1934年(昭和9)…

浮石流 ふせきりゅう pumice flow

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
軽石 (浮石) が火山性のガスと混合し,高温高速の熱雲となって火山の斜面を流れ下る現象。大規模な浮石流が火口からあふれ出すと,火山の中心が陥没…

火山陥落口

岩石学辞典
→陥没カルデラ

リュックフルス型カルデラ

岩石学辞典
→引退カルデラ

複式火山 (ふくしきかざん) composite volcano

改訂新版 世界大百科事典
単純な形態と内部構造をもつ単式火山(成層火山,溶岩円頂丘,砕屑丘など)に対して,複数の単式火山が,古い火山体の破壊期をはさんで,重なって生…

陥没カルデラ

岩石学辞典
マグマが噴出するか沈下したためにマグマ溜まりの屋根の部分が陥没して形成されたカルデラ[Reck : 1928, Williams : 1941].陥没カルデラには径20k…

カルデラ‐ふんか〔‐フンクワ〕【カルデラ噴火】

デジタル大辞泉
⇒ウルトラプリニー式噴火

caldèra

伊和中辞典 2版
[名](女)〘地質〙カルデラ.

外輪山 (がいりんざん) somma

改訂新版 世界大百科事典
二重式以上の複式火山において中央丘をかこむ古い火口またはカルデラの周縁の環状山稜をいい,火口縁またはカルデラ縁とも呼ぶ。原語のsommaはベスビ…

軽石流【かるいしりゅう】

百科事典マイペディア
火砕流の一種で主として軽石塊とガラス質火山灰からなるもの。大型の軽石流が噴出する火口付近が陥没してカルデラを生じることが多い。箱根,十和田…

沈降カルデラ

岩石学辞典
→陥没カルデラ

連結カルデラ

岩石学辞典
→子持カルデラ

田沢湖【たざわこ】

百科事典マイペディア
秋田県東部にある円形のカルデラ湖。標高249m,面積25.75km2,最深423.4m(日本1位)。濃藍色で透明度7.2m。急な側壁と平たんな湖底からなる桶(おけ…

caldeira

ポケットプログレッシブ仏和・和仏辞典 第3版(仏和の部)
[女]((ポルトガル))〚地〛カルデラ.

摩周湖 (ましゅうこ)

改訂新版 世界大百科事典
北海道東部,釧路支庁弟子屈(てしかが)町にあるカルデラ湖。面積19.6km2。カルデラは長径7.5km,短径5.5kmのほぼ長円形をなし,カルデラ壁は500~7…

プナンジャカン‐さん【プナンジャカン山】

デジタル大辞泉
《Gunung Penanjakan》インドネシア、ジャワ島東部にある山。標高2770メートル。マランの北東約30キロメートル、テンゲル山地のカルデラの北側に位置…

霧島火山帯 きりしまかざんたい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
九州中央部の阿蘇山から琉球列島を経て台湾北端のタートン (大屯) 火山まで達する火山帯。北部には世界的な大カルデラで有名な阿蘇火山をはじめ,鹿…

ひじおり‐カルデラ〔ひぢをり‐〕【肘折カルデラ】

デジタル大辞泉
山形県最上郡大蔵村にある直径約2キロのカルデラ。約1万年前に形成され、現在も地熱活動が続く。東端と中央に温泉がある。

кальде́ра [э́]

プログレッシブ ロシア語辞典(露和編)
[э́][女1]〚地〛カルデラ

ちゅうおう‐かこうきゅう〔チユウアウクワコウキウ〕【中央火口丘】

デジタル大辞泉
大きな火口やカルデラ内に新たに生じた小火山。火口丘。

にじゅうしき‐かざん〔ニヂユウシキクワザン〕【二重式火山】

デジタル大辞泉
火口やカルデラの内部に小さい火山体をもつ火山。

カルデラ

プログレッシブ和英中辞典(第4版)
a calderaカルデラ湖a crater lake

きかい‐カルデラ【鬼界カルデラ】

デジタル大辞泉
鹿児島県、大隅諸島の硫黄島いおうじま北西部から竹島を北縁とする海底カルデラ。面積約233平方キロメートル。約7300年前に起きた巨大噴火によって作…

ふくしき‐かざん〔‐クワザン〕【複式火山】

デジタル大辞泉
火山の火口やカルデラ内に、さらに小火山体ができたもの。二重式火山・三重式火山がある。浅間山・阿蘇山など。[類語]火山・噴火山・死火山・休火山…

がいりん‐ざん〔グワイリン‐〕【外輪山】

デジタル大辞泉
二重またはそれ以上の複合火山の、外側の火口縁。また、カルデラの縁にあたる山。阿蘇・箱根などにみられる。→内輪山[類語]火山・噴火山・死火山・休…

内輪山 ないりんざん

日本大百科全書(ニッポニカ)
東京都伊豆諸島北端にある玄武岩質の二重式成層火山、大島の中央火口丘である三原山(みはらやま)の別名。標高764メートル。外輪山に対応し、内側の山…

三原山 (みはらやま)

改訂新版 世界大百科事典
東京都,伊豆諸島の大島中央部にある火山。標高759m。大島全体が玄武岩質の二重式成層火山で,三原山はそのカルデラ内に生じた後カルデラ丘にあたる…

伊香保富士

デジタル大辞泉プラス
群馬県中部、榛名山のカルデラ内にある榛名富士の別称。

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