草薙剣【くさなぎのつるぎ】
- 百科事典マイペディア
- →天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)
むらくも‐の‐つるぎ【叢雲剣】
- デジタル大辞泉
- 天叢雲剣あまのむらくものつるぎのこと。
しん‐けん【神剣】
- デジタル大辞泉
- 神から授かった剣。また、神に供える剣。三種の神器の一である天叢雲剣あまのむらくものつるぎ(草薙剣くさなぎのつるぎ)のこと。
天叢雲剣【あめのむらくものつるぎ】
- 百科事典マイペディア
- 三種の神器の一つ。草薙剣(くさなぎのつるぎ)ともいう。素戔嗚(すさのお)尊が出雲の簸川(ひのかわ)上(斐伊(ひい)川上流)で八岐大蛇(やまたのおろち…
むらくも【叢雲】 の 剣((つるぎ))
- 精選版 日本国語大辞典
- 天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ)のこと。[初出の実例]「炎は剣の雨と降って、春日野の草薙や、村雲の剣もかくやらんと」(出典:謡曲・笠卒都婆(14…
あま‐の‐むらくものつるぎ【天叢雲剣】
- デジタル大辞泉
- 三種の神器の一。日本神話で、素戔嗚尊すさのおのみことが出雲国の簸川ひのかわ上流で八岐大蛇やまたのおろちを退治したときに、その尾から出たとい…
けんじ‐どうざ【剣璽動座】
- デジタル大辞泉
- 天皇が行幸する際に、侍従が三種の神器のうち剣(天叢雲剣あまのむらくものつるぎ)と璽(八尺瓊曲玉やさかにのまがたま)を携えて随行すること。
三種の神器
- とっさの日本語便利帳
- 皇位継承の標(しるし)とされる皇室の宝物。▽八咫鏡(やたのかがみ)、天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ)、八坂瓊曲玉(やさかにのまがたま)
くさなぎ‐じんじゃ【草薙神社】
- 精選版 日本国語大辞典
- 静岡市清水区草薙にある神社。旧県社。祭神の日本武尊(やまとたけるのみこと)が東征のとき、天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ)(=草薙剣)で草をなぎ…
天叢雲剣 あめのむらくものつるぎ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 三種の神器の一つ。八岐大蛇(やまたのおろち)の尾より出現した剣である草薙剣(くさなぎのつるぎ)の元の名を、『日本書紀』本文の注および一書では天…
くさなぎ‐の‐つるぎ【草薙剣】
- デジタル大辞泉
- 三種の神器の一。天叢雲剣あまのむらくものつるぎの別称。名は、日本武尊やまとたけるのみことが東征のおり、倭姫命やまとひめのみことから賜ったこ…
八岐大蛇【やまたのおろち】
- 百科事典マイペディア
- 記紀神話にみえる大蛇。頭と尾がそれぞれ八つあり,目はホオズキのように赤く,背には杉,檜(ひのき),苔(こけ)がおい茂り,毎年,越の国からきて,…
やまた‐の‐おろち〔‐をろち〕【八岐大蛇】
- デジタル大辞泉
- 日本神話にみえる頭と尾が八つずつある巨大な蛇。出雲の簸川ひのかわ上流にいて、大酒を好み、毎年一人ずつ娘を食ったが、素戔嗚尊すさのおのみこと…
やまた‐の‐おろち(‥をろち)【八岐大蛇】
- 精選版 日本国語大辞典
- 身が一つで頭と尾が八つある大蛇。出雲国(島根県)の簸河(ひのかわ)(=斐伊川)の上流にいたが、素戔嗚尊(すさのおのみこと)が退治し、その尾から「…
みかみ‐じんじゃ【御上神社】
- 精選版 日本国語大辞典
- 滋賀県野洲市三上にある神社。旧官幣中社。祭神は天之御影命(あめのみかげのみこと)。孝霊天皇六年の創祀と伝えられ、祭神は天叢雲剣(あめのむらくも…
すさのお‐の‐みこと〔すさのを‐〕【素戔嗚尊/須佐之男命】
- デジタル大辞泉
- 日本神話の神。伊奘諾尊いざなぎのみこと・伊奘冉尊いざなみのみことの子。天照大神あまてらすおおみかみの弟。多くの乱暴を行ったため、天照大神が…
むらくものつるぎ【叢雲剣】
- 改訂新版 世界大百科事典
八岐大蛇 やまたのおろち
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 『古事記』『日本書紀』に記されている大蛇。出雲国簸川 (ひのかわ。斐伊川 ) の上流にすみ,八つの頭,八つの尾,そして真赤な目をもつと伝わる。ス…
あまの【天の】 叢雲剣((むらくものつるぎ・むらくものけん))
- 精選版 日本国語大辞典
- 「日本書紀」一書に見える剣の名で、「草薙剣(くさなぎのつるぎ)」のもとの名とされる。[初出の実例]「草薙剣、此をば倶娑那伎能都留伎(くさなぎのつ…
船通山 せんつうざん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 鳥取県日野(ひの)郡日南(にちなん)町と島根県仁多(にた)郡奥出雲(おくいずも)町の県境にある山。標高1142メートル。『古事記』伝承地で、須佐之男命(…
草薙剣 くさなぎのつるぎ
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 三種の神器の一つ。天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)の別称。スサノオノミコト(素戔嗚尊)が出雲国簸川(ひのかわ。斐伊川)の上流にすむ八岐大…
草薙剣 くさなぎのつるぎ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 三種の神器の一つ。素戔嗚尊(すさのおのみこと)が出雲(いずも)で八岐大蛇(やまたのおろち)を退治したとき尾の中から得た剣で、天照大神(あまてらすお…
ヤマトヒメノミコト(倭姫命) ヤマトヒメノミコト
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 垂仁天皇の皇女。母はヒハスヒメノミコト (日葉酢媛命) 。斎宮となり,アマテラスオオミカミ (天照大神)の御杖代 (みつえしろ) として奉仕した。諸国…
日本武尊 やまとたけるのみこと
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 記紀にあらわれた伝説上の英雄『古事記』の表記は「倭建命」。景行天皇の皇子で,名は小碓尊 (おうすのみこと) 。熊襲建 (くまそたける) ・出雲建 (…
田井ノ庄村たいのしようむら
- 日本歴史地名大系
- 奈良県:天理市二階堂地区田井ノ庄村[現]天理市田井之庄(たいのしよう)町冨堂(とみんどう)村東の環濠集落。慶長郷帳には「田井庄村」とあり、…
日南(町) にちなん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 鳥取県南西端、日野(ひの)郡にある町。1959年(昭和34)伯南(はくなん)町と高宮(たかみや)、多里(たり)、福栄(ふくさかえ)、石見(いわみ)の4村が合併…
さんしゅ‐の‐じんぎ【三種の神器】
- デジタル大辞泉
- 1 歴代の天皇が皇位のしるしとして受け継いだという三つの宝物。八咫鏡やたのかがみ・天叢雲剣あまのむらくものつるぎ(草薙剣くさなぎのつるぎ)・…
とつか【十束】 の 剣((つるぎ・けん))
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 一 ] 刀身の長さが十束ほどの剣。[初出の実例]「是(ここ)に伊邪那岐命、御佩(みはか)せる十拳剣(トツカノツルキ)を抜きて」(出典:古事記(712)上…
くさなぎ【草薙】 の 剣((つるぎ・けん))
- 精選版 日本国語大辞典
- 三種の神器の一つ。素戔嗚尊(すさのおのみこと)が、出雲国簸川(ひのかわ)上流で八岐大蛇(やまたのおろち)を切った時に、その尾から出たと伝えられる…
熱田神宮【あつたじんぐう】
- 百科事典マイペディア
- 名古屋市熱田区に鎮座。旧官幣大社。草薙剣(くさなぎのつるぎ)を神体として熱田大神(天照大神,素戔嗚尊(すさのおのみこと),建稲種命(たけいなたね…
三種の神器
- 共同通信ニュース用語解説
- 神話上、皇室の祖神とされる天照大神あまてらすおおみかみが天孫降臨の際に孫の瓊瓊杵尊ににぎのみことに授けた「八咫鏡やたのかがみ」「天叢雲剣あ…
そう‐うん【叢雲】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 むらがり立つ雲。むらくも。〔李僑‐奉和天枢成宴夷夏羣僚応制詩〕
三種の神器 さんしゅのじんき
- 山川 日本史小辞典 改訂新版
- 「古事記」「日本書紀」に伝える,皇位の象徴としての鏡・剣・玉。八咫鏡(やたのかがみ)・天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)(草薙剣(くさなぎのつる…
三種の神器 さんしゅのじんぎ
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 古くから,天皇が皇位の璽(しるし)として,代々伝えた 3種の宝物,すなわち八咫鏡(やたのかがみ),草薙剣(くさなぎのつるぎ),八坂瓊曲玉(八…
剣神社つるぎじんじや
- 日本歴史地名大系
- 京都市:東山区新熊野村剣神社[現]東山区今熊野剣ノ宮町鳥居は西に面し、本殿は南面する。祭神は伊邪那岐(いざなぎ)命・伊邪那美(いざなみ)命…
【叢雲】そううん
- 普及版 字通
- むら雲。字通「叢」の項目を見る。
船通山せんつうざん
- 日本歴史地名大系
- 鳥取県:日野郡日南町船通山日南町と島根県横田(よこた)町との県境にまたがる山。標高一一四二・五メートル、比婆道後帝釈(ひばどうごたいしやく…
そう‐うん【×叢雲】
- デジタル大辞泉
- むらがり立った雲。むらくも。
三種の神器【さんしゅのじんぎ】
- 百科事典マイペディア
- 皇位の象徴とされる八咫鏡(やたのかがみ),草薙剣(くさなぎのつるぎ),八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)の総称。弥生(やよい)時代から鏡・剣・玉を権…
てんけん‐そう(‥サウ)【天剣草】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 植物「ひるがお(昼顔)」の異名。〔薬品手引草(1778)〕
天剣党
- デジタル大辞泉プラス
- 昭和時代初期の青年将校、西田税が北一輝の思想に影響を受けて結成を目論んだ、国家改造主義団体。1929年に西田が「天剣党規約」なる趣意書を起草・…
くさ‐なぎ【草薙】
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 1 ] 〘 名詞 〙 刃物で、草をなぎ払うこと。また、草をなぎ払うようにほろぼしつくすこと。[初出の実例]「炎は剣(つるぎ)の雨と降って、春日野の草…
船通山せんつうざん
- 日本歴史地名大系
- 島根県:仁多郡横田町船通山横田町と鳥取県日野(ひの)郡日南(にちなん)町との県境にまたがる山で、標高一一四二・五メートル。比婆道後帝釈(ひ…
日本武尊 やまとたけるのみこと
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 日本の古代史における伝承上の英雄。『古事記』では倭建命と書く。『古事記』『日本書紀』では景行天皇の皇子で,幼名をオウスノミコト(小碓命)と…
叢雲鸚哥 (ムラクモインコ)
- 動植物名よみかた辞典 普及版
- 学名:Poicephalus meyeri動物。インコ科の鳥
てんけんとうきやく【《天剣党規約》】
- 改訂新版 世界大百科事典
剣 つるぎ
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 刀剣のうち両刃の刀をいう。敵を刺突,あるいは斬るのに用いる。古代には東西を通じて使われ,ヨーロッパではスウォードという。日本では古墳時代前…
けん【剣】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① もともとは諸刃(もろは)の刺突用武器をいうが、広く両刃・片刃の区別なく大刀をいうことが多い。つるぎ。〔十巻本和名抄(934頃)〕剣①…
日御碕神社 ひのみさきじんじゃ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 島根県出雲(いずも)市大社町日御碕に鎮座。2社からなり、下(しも)の宮(日沈宮(ひしずみのみや))に天照大御神(あまてらすおおみかみ)、上(かみ)の宮…
剣
- 小学館 和西辞典
- espada f., (短剣) puñal m., (サーベル) sable m.剣をとる|echar mano a la espada, empuñar la espada剣を抜く|desenvainar l…