舟 zhōu [漢字表級]1 [総画数]6
- 中日辞典 第3版
- 1 <書>舟.孤gū~/孤舟.一叶扁piān~/一葉の小舟.三只小~/3艘の小舟.泛f&…
しゅう【舟】[漢字項目]
- デジタル大辞泉
- [常用漢字] [音]シュウ(シウ)(漢) [訓]ふね ふな〈シュウ〉ふね。「舟運・舟行・舟艇/漁舟・軽舟・孤舟・同舟・呑舟どんしゅう」〈ふ…
fúne1, ふね, 舟・船
- 現代日葡辞典
- 1 [水の上を走る乗り物] O barco;o navio.~ de iku|船で行く∥Ir de ~.~ kara oriru|船から降りる∥Desembarcar.~ ni noru|船に乗る∥Embarcar.…
舟/船 (ふね) ship
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 船の歴史 地中海における発達 北欧における発達 アラブ,中国,日本 混合と転換の時代 量的拡大と改良の時代 日本における…
競舟 せりふね
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 神祭にあたって船を漕(こ)ぎ進める競技をいう。その勝敗によって神意を伺い、勝てば幸ありとする年占(としうら)の意味をもっており、西日本の各地に…
くり舟 (くりぶね)
- 改訂新版 世界大百科事典
- →丸木舟
どんこ舟
- デジタル大辞泉プラス
- 福岡県柳川市の堀割を巡る観光川下り、柳川川下りで使用される舟の呼び名。ハゼ類の魚、ドンコに姿が似ていることから。「どんこ船」とも表記する。
しゅう‐しゅう(シウシフ)【舟楫・舟檝】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① ふねとかじ。また、単に舟をいう。[初出の実例]「新羅国者、始レ自二遠朝一、世々不絶、舟檝並連」(出典:続日本紀‐天平勝宝四年(752)…
たうえ‐ぶね(たうゑ‥)【田植舟】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 田植のとき、早苗(さなえ)を積んで運び、水田に浮かべておく手押しの小舟。早苗舟。《 季語・夏 》[初出の実例]「つまなしがさす手ひく手…
ちょう‐しゅう(テウシウ)【釣舟】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 つりぶね。[初出の実例]「煙波客釣舟遙。往来無レ定帯二落潮一」(出典:経国集(827)一四・雑言。漁歌五首〈嵯峨天皇〉)[その他の文献]…
たび‐ぶね【旅舟・旅船】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 旅人を乗せる舟。客船。[初出の実例]「げに遠き江に旅舟の三河に渡す八つ橋の」(出典:謡曲・景清(1466頃))② 地元の船である地船(じぶ…
ざいごう‐ぶね(ザイガウ‥)【在郷舟】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 近郷の百姓舟。田舎から漕いで来た百姓舟。[初出の実例]「浦はととへば千賀の雪隠 在郷舟爰によらなん朝なぎに」(出典:俳諧・桃青門弟独…
葦舟 (あしぶね)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 葦(ヨシ)などを束ねて作った舟で,筏(いかだ)の一種とする場合もある。材料は水辺に生える葦に限らず,小枝を使用することがあり,樹皮を丸めた…
きんぎょ‐ぶね【金魚舟・金魚槽】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 金魚を飼っておくための木製の水槽。[初出の実例]「酒ならでいづみやかへって金魚舟〈風鈴軒〉」(出典:俳諧・桜川(1674)夏)
うかい‐ぶね〔うかひ‐〕【×鵜飼い舟】
- デジタル大辞泉
- 1 鵜飼いに用いる舟。鵜舟。《季 夏》「うしろから月こそ出づれ―/蓼太」2 高瀬舟系の川船の一。
うろうろ‐ぶね【うろうろ舟】
- デジタル大辞泉
- 江戸時代、両国の船遊びのときなどに、遊山船の間を漕ぎまわって飲食物を売った小船。もと「売ろ舟」といったのを、うろうろとさまようのでこの名が…
遠舟 (えんしゅう)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ⇒和気遠舟(わけ-えんしゅう)
桑名舟
- デジタル大辞泉プラス
- 古典落語の演目のひとつ。上方では「桑名舟」は「巌流島」を指すため、「兵庫舟」と題する。「伊勢詣り」「桑名の鮫」「ふかのみ入れ」とも。
た‐ぶね【田舟】
- デジタル大辞泉
- 1 深田に浮かべて、肥料や刈り取った稲を押し運ぶのに用いる小舟。弥生時代から用いられている。2 水郷や沼などで、乗用や農作物の運搬などに使用…
こく‐しゅう〔‐シウ〕【刻舟】
- デジタル大辞泉
- 《舟から剣を落とした人が、舟が動くことを考えずに舟端に目印を刻みつけて水中の剣を捜したという「呂氏春秋」察今の故事から》時勢の移り変わりに…
もち‐ふね【餅舟】
- デジタル大辞泉
- 《「もちぶね」とも》出産祝いに父方から送る餅。「大儀なれど、百の―は阿爺ととがするぞ」〈浮・一代男・一〉
田舟 たぶね
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 湿田での作業のときに用いられる小型の舟状運搬具湿田に浮かべて刈り入れた稲や肥料などを運ぶ道具。弥生時代から使用され,静岡県登呂遺跡からも出…
まるた‐ぶね【丸太舟】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 中世末期以降、主として琵琶湖で用いられた丸子船。丸船。[初出の実例]「湖の浪を枕に聞あきて〈貞徳〉 丸太舟にし明し暮しつ〈季吟〉」…
刳り舟 くりふね
- 日中辞典 第3版
- 独木舟dúmùzhōu.
【鳧舟】ふしゆう(しう)
- 普及版 字通
- かもの形の舟。鳥舟。晋・張協〔七命〕歌に曰く、鳧舟に乘りて水嬉を爲し 洲に臨んで靈(れいし)を拔く字通「鳧」の項目を見る。
【竜舟】りようしゆう(しう)・りゆうしゆう(しう)
- 普及版 字通
- 竜頭の舟。立派な舟。大舟。〔淮南子、脩務訓〕夫(そ)れ純鉤・魚腸(剣名)は、~之れに砥を加へ、其の鋒(ほうがく)を(と)ぐにんでは、則ち水に舟を…
【楊舟】ようしゆう(やうしう)
- 普及版 字通
- 楊柳で作った舟。〔詩、小雅、青青者〕汎汎たる楊舟 載(すなは)ち沈み載ちく字通「楊」の項目を見る。
【釣舟】ちようしゆう
- 普及版 字通
- 釣り人の舟。字通「釣」の項目を見る。
【登舟】とうしゆう
- 普及版 字通
- 船に乗る。字通「登」の項目を見る。
【特舟】とくしゆう
- 普及版 字通
- 孤舟。字通「特」の項目を見る。
【瓊舟】けいしゆう
- 普及版 字通
- 玉盤。字通「瓊」の項目を見る。
【舟客】しゆう(しう)きやく・しゆう(しう)かく
- 普及版 字通
- 乗合舟の人。唐・応物〔頭山神女歌〕詩 舟客經するとき、椒(せうしょ)(香物と精米)を(てん)し 巫女南、激楚(歌)を歌ふ字通「舟」の項目を見る。
【舟杭】しゆうこう
- 普及版 字通
- 舟航。字通「舟」の項目を見る。
【舟中】しゆう(しう)ちゆう
- 普及版 字通
- 舟の中。〔史記、呉起伝〕武侯、西河にびて下る。中にしてみてに謂ひて曰く、美なる哉(かな)、山河の固きこと。此れ魏國の寶なりと。對(こた)へて曰…
しゅう‐じょう〔シウジヤウ〕【舟状】
- デジタル大辞泉
- 細長い船のような形。
維舟 (いしゅう)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ⇒松江重頼(まつえ-しげより)
しゅう‐せん〔シウ‐〕【舟船】
- デジタル大辞泉
- ふね。船舶。
ぎ‐しゅう〔‐シウ〕【×艤舟】
- デジタル大辞泉
- 船出の用意をすること。ふなよそい。
ふたまた‐ぶね【二股舟】
- デジタル大辞泉
- 二股の木でつくった舟。一説に、2艘をつなぎ合わせた舟。「天皇―を磐余市磯池いはれのいちしのいけに泛うかべて」〈履中紀〉
田舟 たぶね
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 弥生時代後期に湿田で稲や土を運ぶために用いられた運搬具の一つ。小さな丸木舟の形をした長さ約 1m,幅約 40cm,深さ約 22cmのものと,槽 (ふね) と…
しょうのうぶね【樟脳舟】
- 改訂新版 世界大百科事典
しゅう‐し(シウ‥)【舟師】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① ( 「師」は軍隊の意 ) 水軍。海軍。水師。ふないくさ。[初出の実例]「通郷、弾正推二金谷経氏一為レ将、舟師赴救」(出典:日本外史(182…
しゅう‐ろ(シウ‥)【舟路】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 舟の通うみち。ふなじ。[初出の実例]「一篙煙水碧茫茫、舟路東連百八郷」(出典:星巖先生遺稿‐前編(1863‐65)西帰集・四月十七日発大垣…
しょうのう‐ぶね(シャウナウ‥)【樟脳舟】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 子どもの玩具の一つ。小さいセルロイド製の舟の一端に樟脳の小片をしかけ、水の上に浮かべて水上を走らせるもの。《 季語・夏 》
そう‐しゅう(サウシウ)【操舟】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 舟をあやつること。舟をこぐこと。[初出の実例]「バッテイラ操舟法を試ん」(出典:随筆・林雑話(1799))[その他の文献]〔列子‐黄帝〕
ぞう‐しゅう(ザウシウ)【造舟】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① ( 「詩経‐大雅・大明」の「造レ舟為レ梁、不レ顕二其光一」による ) 舟を並べて橋を造ること。また、その橋。[初出の実例]「夫懸朱雖レ…
はく‐しゅう(‥シウ)【泊舟】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 舟を岸に着けること。[初出の実例]「河を溯る四五町の処までは泊舟に便なり」(出典:浮城物語(1890)〈矢野龍渓〉一四)
こがれ‐ぶね【焦舟】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「漕がれ」に「焦がれ」をかけていう語 ) 思い焦がれること。恋い慕うこと。[初出の実例]「そもじ様故こがれ舟、人目の岩に波せきて」(…
もち‐ふね【餠舟】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「もちぶね」とも ) 出産祝いとして、父方から送る餠。[初出の実例]「産後の宿にはらふ悪風 餠舟にあやかしか付て候よ〈忠次〉」(出典…
ふながく【舟楽】
- 改訂新版 世界大百科事典