「アミール」の検索結果

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アミール amīr

改訂新版 世界大百科事典
アラビア語で〈司令官〉〈総督〉を意味し,転じてイスラム世界で支配者や王族の称号としても使われた。のちにペルシア語やトルコ語(エミールemīr)…

アミール

精選版 日本国語大辞典
〘名〙 (amīr 「指揮者・司令官」の意) イスラム世界における支配者や王族の称号。

e・mi・ra・to, [e.mi.rá.to]

小学館 西和中辞典 第2版
[男] アミールの地位[在位期間];アミールの領土,首長国.Emiratos Árabes Unidos|アラブ首長国連邦.

アミール・アルウマラー amīr al-umarā'

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
アッバース朝中期にあった官職名。アミール中のアミールを意味し,事実上カリフに代って帝国を統治した。 936年トルコ系の将軍イブン・ラーイクが最…

эми́р

プログレッシブ ロシア語辞典(露和編)
[男1]アミール,エミール,首長(イスラム教国の王侯の称号)

アブドゥル・ラフマーン あぶどぅるらふまーん ‘Abdul Ramān (1844―1901)

日本大百科全書(ニッポニカ)
アフガニスタンのバーラクザイ朝(1819~1946)の第5代王(アミール)。創始者ドースト・ムハンマドの孫。叔父で第2代アミールのシェール・アリー、…

アミール amīr

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
エミールと発音される場合が多い。軍事司令官,地方総督,王子を意味するアラビア語。初期イスラム時代にはアーミルと同義語であったが,ウマイヤ朝…

ディアミール

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

アミール amīr

山川 世界史小辞典 改訂新版
イスラーム世界における指導者。原義は「命令者」であり,その用法は多義にわたる。ウマイヤ朝やアッバース朝期には地方総督,または地方諸王朝の支…

アミール amīr

旺文社世界史事典 三訂版
イスラーム世界における司令官・総督任務としては,軍事・行政・徴税など多岐におよんだ。その後アッバース朝期にイラン人・トルコ人が任命されるよ…

emirato

伊和中辞典 2版
[名](男)(イスラム教国の)アミールの地位[職務];首長の治める領地, 首長国.

emiro

伊和中辞典 2版
[名](男)(イスラム教国の)アミール, 首長, 指揮官.

アブドゥル・ラフマーン1世 アブドゥル・ラフマーンいっせい `Abd al-Rahmān I

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]731. ダマスカス[没]788.9. コルドバイベリア半島の後ウマイヤ朝の創始者 (在位 756~788) 。ウマイヤ朝第 10代カリフ,ヒシャームの孫。ウマイ…

e・mir, [e.mír]

小学館 西和中辞典 第2版
[男] アミール.(1) イスラム教国の首長,王子,司令官.(2) マホメットの子孫の尊称.

ディゲニス・アクリタス Digenis Akritas

改訂新版 世界大百科事典
中世ギリシア英雄叙事詩。ただし本来の叙事詩にあたるのはその第1部で,アラブのアミールを主人公とし,彼によるビザンティン属州駐屯軍司令官の娘の…

アミール‐アリー

367日誕生日大事典
生年月日:1849年4月6日インドのイスラム教学者1928年没

アミール(〈アラビア〉amīr)

デジタル大辞泉
《指揮者・司令官の意》イスラム世界で支配者や王族の称号。首長。

だいあみーる【大アミール】

改訂新版 世界大百科事典

эмира́т

プログレッシブ ロシア語辞典(露和編)
[男1]〚政〛アミール(эми́р)に統治されている国,首長国Объединённые Ара́бские Э//Эмира́ты|アラブ首長国連邦

アブドゥッラー・イブン・ムハンマド `Abd Allāh ibn Muḥammad

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]?[没]912後ウマイヤ朝 (756~1031) 第7代のアミール (在位 888~912) 。在位中,内憂外患に精力的に対処し,国家秩序を取戻した。また文化的事業…

アミールS 毎朝野菜

デジタル大辞泉プラス
カルピス株式会社が販売する野菜、果実飲料。カルピス酸乳由来の成分配合。特定保健用食品。

ブワイフ朝 ブワイフちょう Buwayhid

旺文社世界史事典 三訂版
932〜1055イラン系のイスラーム軍事政権北部イランにおこり,946年バグダードを占領し,大アミールに任ぜられてアッバース朝カリフの実権を奪った。1…

トガ・テムル朝 トガ・テムルちょう Tughā-tīmūriyān

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
イラン北東のジュルジャーン地方を支配したモンゴル系王朝 (1337~1409/10) 。イル・ハン,アブー・サイード (不賽因)没後,ハン位を要求してホラー…

イブン・ラーイク Ibn Rā'iq

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]?[没]942.4. モスルアッバース朝の将軍。初代のアミール・アルウマラー。トルコ系ハザール族の出身。父は下級のマムルーク (トルコ系奴隷軍人) …

トゥールーン朝 トゥールーンちょう Tūlūn

旺文社世界史事典 三訂版
868〜905アッバース朝のアミールとなったアフマド=ブン=トゥールーンが,エジプトに建てた王朝トゥールーンはトルコ系のマムルーク出身で,アッバ…

ムイッズ・アッダウラ Mu`izz al-Dawla 生没年:?-967

改訂新版 世界大百科事典
ブワイフ朝のイラク,ケルマーンを支配した最初の君主(在位,イラク945-967,ケルマーン936-949)。同朝を創設したダイラム人の3兄弟の末弟にあたる…

カルピス酸乳 アミールS

デジタル大辞泉プラス
カルピス株式会社が販売する機能性飲料。カルピス酸乳由来の成分配合。特定保健用食品。

ルハバッド‐びょう〔‐ベウ〕【ルハバッド廟】

デジタル大辞泉
《Ruhobod Maqbarasi》ウズベキスタン南東部の古都サマルカンドにある霊廟。グリアミール廟の北側に位置する。14世紀の建造。神秘主義者シェイヒ=ブ…

しゅ‐ちょう〔‐チヤウ〕【首長】

デジタル大辞泉
1 集団・組織を統率する長。かしら。おさ。「部族の首長」2 行政機関の独任制の長官。特に、内閣の代表者としての内閣総理大臣。都道府県知事・市…

アブー・サイード(不賽因) アブー・サイード Abū Sa`īd

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]1304/1305[没]1335イランのモンゴル王朝,イル・ハン国第9代のハン (在位 1316~35) 。 12歳にして即位。宰相ラシード・ウッディーンおよびアリ…

あみーるかびーる【アミール・カビール】

改訂新版 世界大百科事典

王制

知恵蔵
イスラム世界にはいくつかの種類の君主制が存在し、それぞれの呼称も異なっている。カリフとは後継者を意味し、特に預言者ムハンマドの後継者を指す…

バーラクザイ朝 ばーらくざいちょう Bārakzay

日本大百科全書(ニッポニカ)
アフガニスタンの王朝(1819~1973)。ムハンマドザイ朝ともよばれる。ドゥッラーニー朝の1分派としてカンダハールを拠点に勢力を拡大、1819年にはド…

タジキスタン Tojikiston

山川 世界史小辞典 改訂新版
中央アジアのパミール高原とその西麓の地域。南部のアジナテッパに仏教遺跡,西北部のペンジケントにソグド人の遺跡がある。北部のフジャンド周辺は…

ヒシャーム1世 ヒシャームいっせい Hishām I

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]757[没]796スペインにおける後ウマイヤ朝第2代のアミール (在位 788~796) 。後ウマイヤ朝の始祖アブドゥル・ラフマーン1世 (在位 756~788) の…

ウマル[1世] `Umar b.al-Khhaṭṭāb 生没年:?-644

改訂新版 世界大百科事典
第2代正統カリフ。在位634-644年。イスラムのパウロとも称され,イスラム国家の真の建設者。オマルとも呼ばれる。初めメッカで預言者ムハンマドを迫…

アーミル `āmil

改訂新版 世界大百科事典
〈代行者〉を意味するアラビア語。公私いずれにおいても用いられるが,行政上では〈官吏〉〈役人〉とくに〈徴税官〉を指す。ムハンマドはイスラム教…

あみーるはっじゅ【アミール・ハッジュ】

改訂新版 世界大百科事典

ブワイフ朝 ぶわいふちょう Buwayh

日本大百科全書(ニッポニカ)
イラン・イラクを支配したイラン系王朝(932~1062)。ダイラム地方(カスピ海西岸の山岳地帯の古名)出身の、ブワイフ家の三兄弟は、ズィヤール朝に…

アミール・ハムザー あみーるはむざー Amir Hamzah (1911―1946)

日本大百科全書(ニッポニカ)
インドネシアの詩人。スマトラの貴族の出身。古い慣習と敬虔(けいけん)なイスラム教の環境に育ち、高等教育はジャワで受ける。マレー文学、ジャワ文…

アミール・ホスロー あみーるほすろー Amīr Khusrau (1253―1325)

日本大百科全書(ニッポニカ)
インドのペルシア詩人。中世インドにおける最大の詩人で「インドの鸚鵡(おうむ)」の異名でも名高い。北インドでトルコ系武将を父として生まれる。早…

ウワイス・ジャラーイル Uways Jalā'ir

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
イラン,ジャラーイル朝第2代の君主 (在位 1356~74) 。父ハサン・ブズルグの跡を継ぎ,1360年チョバン朝よりアゼルバイジャンを奪い,首都をバグダ…

アミーゴ

精選版 日本国語大辞典
〘名〙 (amigo) 親しい男性の友達。

アミーバ

百科事典マイペディア
→アメーバ

ナーシル・ウッダウラ・アルハサン Nāṣir al-Dawla al-Ḥasan

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]?[没]969. アルドムシュトイラクのハムダーン朝第2代の君主 (在位 929~969) 。一族の内紛やブワイフ朝との争いで,しばしば根拠地のモスルを追…

フサイン=マクマホン書簡【フサインマクマホンしょかん】

百科事典マイペディア
第1次大戦中の1915年,英国高等弁務官マクマホンH.MacMahonがメッカのアミール(太守)フサインと結んだ協定。対英協力とオスマン帝国への反乱を条…

ブワイフ朝(ブワイフちょう) Buwayh

山川 世界史小辞典 改訂新版
932~1062イラン系の軍閥政権。カスピ海の西南デイラム山地に興り,イランの各要地を分領した。その一派は946年,アッバース朝の乱れに乗じてバグダ…

首長制

知恵蔵
イスラム世界にはいくつかの種類の君主制が存在し、それぞれの呼称も異なっている。カリフとは後継者を意味し、特に預言者ムハンマドの後継者を指す…

アミーバ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

フィーン‐ていえん〔‐テイヱン〕【フィーン庭園】

デジタル大辞泉
《Bāgh-e Fīn》イラン中部の都市カーシャーンの南西郊にある庭園。その起源は16世紀にさかのぼるが、現在見られる庭園はサファビー朝アッバース1世に…

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